こんにちは、東京のヨガスタジオ、バンデミエールです。
バンデミエールは、オリジナルのフロースタイルで開催するクラス「バンデヨガ」をメインコンテンツとしているスタジオですが、この4月より、そのフローをYouTubeにて公開しています。
なかなかスタジオ通いがままならず、おうちにいる時間も増え、運動不足や閉塞感を感じている方も多いのではないでしょうか。
もしよかったら、バンデヨガフローの動画をご活用いただけましたら幸いです!
今回は、バンデミエールオリジナルのナマスカーラをご紹介します。
解剖学の視点から精査された動きによって、円の軌道に沿ったしなやかなフローをお楽しみください!
Keep doing YOGA !!!
■バンデ・ナマスカーラ
バンデヨガ式の礼拝の動きです。
体幹部の前後の動きを主軸とする、アシュタンガ・ヨガに代表されるスーリア・ナマスカーラ(太陽礼拝)、
体幹部の横の動きを取り入れた、クリパル・ヨガを創始とするチャンドラ・ナマスカーラ(月礼拝)などと比較すると、
バンデ・ナマスカーラには体幹部の回線(ねじり)の動きを取り入れているのが特徴です。
ヨガにとって、背骨はエネルギーのメインストリートとしてとても大切に考えられているところです。
テンポよく動く一連の動作の中で、背骨の様々な動きを味わい、繰り返す中でその動きをスムーズに整えます。
動きがスムーズになるということは、エネルギーの伝達・流れがスムーズになるということ。
ぜひ、毎日のルーティンに取り入れてみてください!
■登場ポーズ
タダアサナ(山のポーズ)
ウッターナアサナ(立位前屈)
アンジャネーヤアサナ(三日月のポーズ)
アドー・ムカ・シュヴァーナアサナ(ダウンドッグ)
などなど。
「バンデヨガ」はあるポリシーから、クラス中にポーズの名前は言いません。
動画中でも同様にポーズ名は省いています。
ぜひみなさまも実践中は名付けられたカタチにこだわらず、一瞬一瞬変化する“そのとき内側に何が起こっているか”を感じることを楽しんでください。
——– そうは言っても、サンスクリット語 豆知識!——-
アンジャネーヤ
→インド神話に登場する神「ハヌマーン」の別名です。
ハヌマーンは猿の神様。孫悟空のモデルになったとも言われるヒーローです。
ハヌマーン様のエピソードは
こちらのブログでもご紹介しています。
なぜ、足を広げたこのポーズにこの神の名がついたのかの解釈も添えていますので、もしよかったらお読みいただけましたら幸いです!
■こんなときにどうぞ
毎朝のルーティンに
忙しい時の運動不足解消に
■ここに気をつけて!
アンジャネーヤアサナは胸を大きく広げるのが気持ちのいいポーズです。
でもそれゆえに、ついつい腰に負担をかけやすいポーズでもあります。
背骨の伸展と腰を反ることは決してイコールではありません。
脚を前後に大きく開いていることで、自然と腰はしなってしまうのですが、だからこそ、
恥骨とみぞおちのラインを床に対して垂直に立てるようにイメージして、骨盤をしっかり起こした状態で行うことを優先します。
腰から反るのではなく、みぞおちから上を軽く後ろに倒し、
デコルテに光を当てるようなイメージで行うと気分も前向きに整えられて、よりグッドです!
後ろに伸ばしている脚の鼠蹊部が大きく伸びている感覚があればOKなので、目安にしてみてくださいね!
また、ダウンドッグから戻ってくるときは、ジャンプでも歩いてでも構いません。
そのかわり、元いた場所、マットの先端に戻ってきてください。
大きな円を描いて、タダアサナ、自分にとってのニュートラルな場所に戻ってくること。
必ず「0」を経由することで、動きを繰り返すたびに自分の動きやエネルギーの循環が大きくなっていることを感じられると思います。
その他、ご紹介している動画はこちら
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【おうちヨガ】バンデヨガのシンプルなスタンディングフロー
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【おうちヨガ】ちょっとした肩こりや座り疲れに バンデヨガのウォームアップフロー
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【おうちヨガ】シンプルだから、じっくり汗をかける! バンデヨガのスタンディングフローB
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【おうちヨガ】ヨガマットがなくてもOK!バンデヨガのスタンディングフローC
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【おうちヨガ】ヨガマットがなくてもOK!バンデヨガのシッティングフローA
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【おうちヨガ】リフレッシュやお休み前に。バンデヨガのクールダウンフローA
おうちヨガにぜひお役立てください!
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