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2020年4月21日

バンデミエール

【おうちヨガ】リフレッシュやお休み前に。バンデヨガのクールダウンフローA

こんにちは、東京のヨガスタジオ、バンデミエールです。

バンデミエールは、オリジナルのフロースタイルで開催するクラス「バンデヨガ」をメインコンテンツとしているスタジオですが、この4月より、そのフローをYouTubeにて公開しています。

なかなかスタジオ通いがままならず、おうちにいる時間も増え、運動不足や閉塞感を感じている方も多いのではないでしょうか。
もしよかったら、バンデヨガフローの動画をご活用いただけましたら幸いです!

今回は、肩や背中、頭への血行を促してリフレッシュできる簡単なフローをご紹介します。

ヨガマットがなくてもOKですが、頭を床につけるポーズが出てきて、その時にはちょっと痛いかもしれません。
おうちにマットがなければバスタオルなどで代用してみてください。
ヘッドスタンドがでてきますが、するかしないかはご自身の状態に合わせて選ぶことができます。
マタニティさんも膝を開いて行えば実践可能ですが、逆転の動きは避けましょう。
仰向けの姿勢も長時間は良くないと言われていますので、最後のお休みは横向きになることをお勧めします。

Keep doing YOGA !!!
 

 

■クールダウンフローA

正座で姿勢を整えてから、単純な動きで肩や背中をほぐすフローです。
背負っている役割や考え事ことひとつひとつを落としていくようなイメージで、ていねいに動いてみてください。
頭を直接床に付けるポーズも登場します。
硬くなりやすい頭頂に直接刺激を与え、余計な考え事を整理するきっかけとなれば幸いです。

 

 

■登場ポーズ

バラアサナ(チャイルドポーズ)
ヴァジュラアサナ(正座 / 稲妻のポーズ)
シャシャンカアサナ(うさぎのポーズ)
ウシュトラアサナ(らくだのポーズ)

などなど。

ただし、「バンデヨガ」はあるポリシーから、クラス中にポーズの名前を言わないことにしています。
そのため、動画中のインストラクションでも同様にポーズ名は省いています。
ぜひみなさまも実践中は名付けられたカタチにこだわらず、一瞬一瞬変化する“そのとき内側に何が起こっているか”を感じることを楽しんでみていただけたら幸いです。
そして、“ポーズと同じくらい、ポーズへの入り方・ほどき方も大事”にして、常にからだ想い・自分想いの時間を過ごしてみてください。

 

 

■こんなときにどうぞ

肩こり・首こりが気になる時
頭がもやもやしていたり、イライラする時
就寝前や運動後

 

 

■ここに気をつけて!

頭を床につけ、背中を丸めるシャシャンカアサナ。
まず高血圧の方にはこのポーズでの長時間のキープはお勧めいたしません。省いてください。

肩や背中の力を抜くと、肩甲骨の重さが首にかかり、負担を与えてしまいます。
耳と肩の距離をあけるように、肩甲骨をあえて骨盤の方にキュッと引き下げ、首の後ろの筋肉を大きく伸ばすイメージをもってみましょう。

むしろ引き下げることができるように、その前の腕の動きで肩周りの筋肉をほぐして肩甲骨の動きを取り戻しているという感じです。
この肩甲骨を引きおろす感覚は、そのままヘッドスタンドに展開する際にも必要なポイントとなりますので、工夫しながら感覚を探ってみてください。

肩の反面、奥歯の噛み締めはほどいて、顎はリラックスしながらやってみると、よりスッキリ感が高まります。
起き上がる時はゆっくりと、頭が最後になるようにロールアップで戻ってきてください。

 
——– ヨガの座り方いろいろ 豆知識!——-

今回は単純にサンスクリットの意味紹介ではなく、正座が登場したので座り方いろいろをご紹介します!

正座、あぐら、おばあちゃん座り・・・座り方にもいろいろありますが、それらにもヨガのポーズ名が付いていることがあります。

・正座 = 金剛座 = ヴァジュラアサナ
→できれば足先を重ねたりせず、つま先をまっすぐ後ろに向けて、並べたかかとの上に坐骨を乗せます。
ヴァジュラは、インド神話の神インドラの持つ武器のこと。インドラは雷の神。カミナリ様です。
ちなみにこの武器は、ある仙人がその身を捧げた骨から作られたというストーリーもあります。
ヴァジュラアサナでは、稲妻のようなイメージで折を正して座り、シャキッとする感覚を探してくださいね!

・おばあちゃん座り = 割座 = ヴィラアサナ
→正座から足先を開いてその中にお尻を入れる、いわゆるおばあちゃん座り(お姉さん座りという方も?)は、ヴィラアサナと呼ばれます。
ヴィラは英雄の意味。ヨガで有名なウォーリア系のポーズをヴィラバドゥラアサナと言いますが、これはシヴァ神から生まれた戦士の名前です。

・あぐら = 安楽座 = スカアサナ
→スカとは、〈楽な・喜び・安楽〉という意味です。
瞑想を長時間行うための楽な座り方と位置付けられていますが、実際はあぐらで正しく座ろうとすると結構辛いポーズでもあります。
ヨガは、このあぐらを楽に座れるようになるために、他の様々なポーズを練習するという考え方もあるほど、大切な座り方です。
あぐらのラクさ具合でご自分のヨガの達成度や今日の調子を測ってみるのも面白いかもしれません。

さて、日常でもうひとつ、よくやる座り方、ありませんか?
いわゆる〈横座り〉、足を左右どちらかに寝かせて重ねる座り方です。
ヨガのポーズとしては、横座りから背骨を捻るポーズには名前がありますが、捻る前のただの横座りにはサンスクリット語は見当たらないようです。

 
その他、ご紹介している動画はこちら

【おうちヨガ】バンデヨガのシンプルなスタンディングフロー
【おうちヨガ】ちょっとした肩こりや座り疲れに バンデヨガのウォームアップフロー
【おうちヨガ】シンプルだから、じっくり汗をかける! バンデヨガのスタンディングフローB
【おうちヨガ】ヨガマットがなくてもOK!バンデヨガのスタンディングフローC
【おうちヨガ】ヨガマットがなくてもOK!バンデヨガのシッティングフローA
【おうちヨガ】毎日これだけでもOK。バンデヨガのナマスカーラ

 
おうちヨガにお役立てください!

 

 

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バンデミエール
東京は下町、〈押上〉と〈千駄木〉を拠点とするヨガスタジオ。 お客様もインストラクターもスタッフも、すべての人がヨガを自分のために、長く楽しめることを目指して活動。 レギュラークラスの他、オリジナルWSの『ヨガゼミ』、インストラクターのブランディングを目指す『Special Class』、指導法を詳しく学ぶ『養成講座』などのコンテンツを中心に展開中。

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