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2020年4月30日

バンデミエール

【おうちヨガ】充実のカギは、プラティヤハラにあり!

ヨガ実践の環境が大きく変わっています。
スタジオで行うことが全てではなく、オンラインクラスやYouTube配信などの活用により、多くの方がおうちでのヨガを楽しんでいます。

それでも、おうちでのヨガだとなかなか集中ができない・・・

そんな声が聞こえてくることもまた確かです。

 

ヨガ哲学としてインストラクターが必ず学ぶ経典『ヨガ・スートラ』
そこには、こんな教えがありました。

プラティヤハラ / 制感
ヨガの目的に達するための「八支則」のうち、5つ目に登場するプラティヤハラは、簡単にいうと感覚のコントロール。
いろんな外界の世界からの働きかけに反応する自分自身の心をコントロールして、しっかり束ねておこうということでした。

 

おうちヨガには、スタジオと違って、気持ちの揺さぶりを誘うものがたくさんあると思います。
心とは本来自由で軽やかなもの。
感覚器官が受け取る何かに反応してしまうことはある程度仕方のないことです。
でも、だからこそ、このプラティヤハラを意識して、できるだけ自分の心を束ねる工夫ができると、おうちでのヨガでも充実の時を過ごせると思います。

反応豊かな心の性質を逆手に取ることで、外側から心を整えるということ。
自分を律する心の練習と合わせて、5つの感覚器官が受け取るものをコントロールすることで、プラティヤハラに挑戦してみませんか?

 

環境面から感覚を整えるその方法について、バンデミエール的工夫点をご紹介いたします❤︎

 

「プラティヤハラ」への道① 視覚

まずは、一番簡単な、目に入ってくる世界を整えること。
マットの周りの整理整頓、とっても大切です。
『ヨガ・スートラ』でいうところの「シャウチャ / 清浄」の実践です。
ヨガの前に簡単なお掃除から。
おうちヨガを行うことでおうちもキレイになって、自分自身も美しくなって。
とっても素敵な相乗効果だと思います!

 

「プラティヤハラ」への道② 聴覚

ぜひ、ワイヤレスイヤホンをお試しください。
練習の時間を自分でコントロールできるのも、おうちヨガのいいところ。
10分だけでも他の音を遮断して、インストラクターのガイドだけに耳を傾けてみるといいですね!

また、インストラクターのガイドと同じくらい、自分の呼吸の音を聞こうとすることもオススメです。
呼吸に耳を傾けて、呼吸に導かれるように動くヨガ。
プラーナである呼吸と共にある感覚は、あなたのヨガをさらに素晴らしいエネルギーワークへと発展させると思います。

 

「プラティヤハラ」への道③ 触覚

肌に触れるもののコントロールですが、せっかくのおうちヨガなのでリラックスできるいつものお部屋着で楽しめる良さは失いたくないなと思います。
ですが、ヨガマットは、スタジオだろうがおうちだろうが、大切なヨガのパートナーです。
ヨガマットとの相性は、集中力の維持ととても密接であるように思います。

スタジオでのヨガ実践では、ある程度、インストラクターからの補足的な声かけにより、グリップの強弱や踏み込む角度など、細やかな調整が行われています。
ですが、一人で実践するおうちヨガとなるとそうも行きませんよね・・・・
この機会にヨガマットをより質の高いものに変えてみることも一つかもしれません。
持ち運ばなくて良いおうちヨガだからこそ、重さがネックだった天然ゴム製のマットなど、グリップ力にこだわったチョイスをしてみては?!


 

「プラティヤハラ」への道④ 嗅覚

嗅覚刺激は脳との距離が近くダイレクトに働きかけることがわかっています。
その性質を利用しているのがアロマセラピーですが、アロマには、集中力を高める香りだったり呼吸を深めてくれる効果など、ヨガシーンとの相性の良いものもたくさんあります。
好きな香りでヨガタイムを演出してみるのも良いと思います。

妊娠中や小さなお子様には禁忌となるものもあるので、やみくもに手を出すことはNGですが、下記の4種は比較的安全かつお手軽に利用できるアロマです。

・フランキンセンス:集中力を高める、呼吸を深める
・ラベンダー:気分を落ち着かせる、抗菌作用
・ティーツリー:気分を前向きに、抗感染作用
・スイートオレンジ:気分を前向きに、イライラ防止

この4つは単体ではもちろん、4つのうちからどんな組み合わせでブレンドしても相性OK!
お好きな組み合わせを見つけてみてください。

 

「プラティヤハラ」への道⑤ 味覚

運動に欠かせない水分補給、どうしていますか?
単に渇きを癒すだけでなく、ヨガ中のリフレッシュタイムでもある水分補給を効果的に使ってみてはいかがでしょう。
無味無臭のミネラルウォーターもいいですが、オーガニックのハーブティや漢方茶もオススメです。
デトックスだったり燃焼作用だったり、目的に合わせて味を選ぶこともでき、飽きがこないのも楽しいところ。
ハーブティや漢方茶はカフェインレスのものも多く、身体にも余計な刺激がありません。

また、家にいる時間が増えたこの機会に、ファスティングや菜食を試してみるのもいいかもしれません。
『ヨガ・スートラ』ではあまり食事について直接的な助言はありませんが、ヤマ・二ヤマの戒律や、アーサナの定義である安定・快適を追い求めていく中で、ヨガ行者たちは結果的に粗食・菜食を選択してきたという背景があります。
肉類をはじめとする重い食事をいただくことは、殺生という意味でもそうですが、摂取した際の体内への滞在時間も長く、消化に大きなエネルギーを使います。
一度そのエネルギーをヨガやその他の今行うべきことに注いでみるというのも良い機会かもしれません。

ファスティングが難しくても、栄養バランスや量・時間が整えられた食生活を送り、その時も後々も美味しいと思えるいただき方を心がけること。
それによって、ヨガ中に身体の重さや不要なガスなどが気になる機会が減っていくと思います。

いかがでしたでしょうか。
長々とお付き合いいただきありがとうございます。

ちょっとだけヨガ哲学を思い出すことで、おうちヨガの充実が図れるなら素敵だなと思います。

そしてこのようなヨガ哲学の知恵は、もちろんヨガだけでなく多くのことに活かせる真理です。
その恩恵への感謝を忘れずにいたいものですね。

みなさまのおうちヨガが、様々な工夫に満ち、豊かな時間でありますことを願っています。
どこにいても何をしていても、ヨガを行うというただそれだけで、つながりを感じられる幸せ。
おうちヨガ、たくさん楽しんでください。

Keep doing YOGA❤︎

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バンデミエール
東京は下町、〈押上〉と〈千駄木〉を拠点とするヨガスタジオ。 性別や障がい、経験の有無に関わらず、お客様もインストラクターもスタッフも、すべての人がヨガを自分のために、長く楽しめることを目指して活動。 レギュラークラスの他、オリジナルWSの『ヨガゼミ』、インストラクターのブランディングを目指す『Special Class』、指導法を詳しく学ぶ『養成講座』などのコンテンツを中心に展開中。

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