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2017年6月7日

小笠原 文

青空の下でヨガをしよう!〜外ヨガ〜

日に日に暖かい日が増えてくる夏にかけて、
少しずつ増えてくるのが『外でのヨガ』
待ってましたと言わんばかりにあちらこちらで開催のお知らせが溢れ出します。

山の頂上や海の近く。
公園や広場は人気ですね。

朗らかな光を浴びながら肌を撫でていく優しい風は、なんとも言えない開放感と心地よさ。
自然と呼吸も深くなり、室内とは全く違う“ヨガの空間”になるのではないでしょうか。

自宅の近くにふらっと参加しても楽しいし、
少し遠出をして、旅行気分も味わいながら参加してみるのも楽しいかもしれませんね。

 

外ヨガ2
 

*外ヨガの魅力。ここがいい!*

 ーリラックス効果ー
なんと言っても、自然を肌で感じられること!
目で見る景色。
耳から聞こえる風や鳥の声。
花の香りを運んでくれる優しい風や陽の光。

エネルギーをからだ全体で浴び、まるで地球の一部になったかのような一体感は全てが満たされた最高の感覚を味わえます。

 

ー深い呼吸ー
心地のよい陽気は呼吸も楽にしてくれます。
深めようと意識をしなくても自然にゆったりとした流れに。

 

ー自然界の音ー
風の音・草木が揺れる音・木漏れ日などには《1/fゆらぎ》という安らぎの音が含まれていて、
不思議とリラックスしてしまう理由のひとつです。

 

外ヨガ
 

*外ヨガに行く前にチェックすること*

外でのヨガに参加する際には、いくつか気をつけたほうが良いこともあります。
室内とは環境が異なるので事前に確認しておきましょう。

ーヨガマットー
室内用とは別に、汚れてもよいものをおすすめします。
芝生や地面は、晴れていても意外と水分を含んでいるのでマットが湿ってくることがよくあります。
気になる方はマットの下に大きめのレジャーシートを敷きましょう。

 

ーハンドタオルー
シャバアサナなど横になるときに、目の上に被せられるものを用意しましょう。
たとえ曇っていても太陽の光は強く、短時間でも目がチカチカしたり傷めてしまう可能性があります。
また、眩しさを感じると目や顔に力が入りリラックスの妨げにもなるので、必ずお持ちになることをおすすめします。

 

ー紫外線対策ー
紫外線は4月頃から強くなり、夏とほとんど変わらない位になる日もあるので、
日焼け止めクリームなどを活用しましょう。
曇りの日でも日焼けはします。

 

ー脱ぎ着しやすい上着やブランケットー
気温が上がってきているとはいえ、まだ肌寒く感じるときもあります。
始まる前まではなるべく冷えないよう温かくして、
シャバアサナのときにも体に何か一枚掛けるようにしましょう。
特に動いた後の温まった体は風に当たると急激に冷えやすいので十分注意が必要です。

 

ー飲み物ー
お水ではなく、塩分も摂れるようなスポーツドリンクがおすすめです。

 

ー気分が悪くなったらー
冬の間は家に居ることが多い生活をしていると、急に外の光を大量に浴びたときに
軽い目眩や立ちくらみ・頭痛など、体に異変が生じる場合があります。

少しでもおかしいと思ったら無理をせず動きを止め、ゆっくりとマットに横になりましょう。
また、日陰に移動したり、少しのお水・スポーツドリンクなどを飲み、しばらく安静にします。
そのときにも体が冷えないよう、ブランケットや羽織るものを体に掛けましょう。

 

*開催する側は必ずチェックしておきたいこと*

 □それぞれの場所の確認
・日陰の場所・影の移り具合
(樹の影も時間帯で変わるのでレッスン開始〜終了までの影の動きも把握しておきましょう)

・トイレ・水道・ベンチはあるかどうか。
(着替えの出来るスペースがあるかも確認し、事前に参加者へ伝えておくと親切です)
(もし体調を崩した時に座れるベンチなども、チェックしておきましょう)

・自動販売機またはコンビニエンスストア
(飲み物を忘れた方や足りなくなった時のため)

 

□持ち物
・絆創膏や消毒液など簡単な応急処置ができるもの
・予備のタオル
(タオルを忘れた方や、何かの拍子に汚れてしまったものの代わりや拭く時など)

 

□レッスン時間帯の人通りの様子
・落ち着いた環境かどうか。

 

□天気
天気予報は常にチェック。
雨になった場合の連絡方法や、延期or中止になるのかもしっかり決めておきましょう。

 
※開催する場所や時間、集合してから解散するまでを一通り実際に動いてリハーサルし、
起こりうる突然の出来事も視野に入れながら対処できるようにしておきましょう。
外でのヨガは、“怪我なく安全に帰っていただくこと” がより大切です。
 
外ヨガ1
 

レッスンを終えた後はそのままレジャーシートを広げてお弁当を食べたり、
近くのカフェでのランチも楽しそうですね。

小さいお子さんとピクニック気分で参加できるのも外での面白さ。親子で盛り上がりそうです。
軽やかな空気をたっぷり吸いながら新鮮なプラーナで満ち溢れ、
最高の外ヨガを、大いに楽しんでみてください!

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小笠原 文
【音のヨガ専門講座:https://vende-school.jp/course/unitup_syc/】ハタヨガに音をプラスした、新しいスタイルの「シンギングボウルヨガ」を主に活動中。からだの状態や年齢にかかわらず、幅広い方にもヨガと音楽療法の相乗効果をお楽しみいただけます。 *バンデヨガ・インテグレーション(養成講座)における音のヨガの専門講座『Sound for Yoga(SYC)』創設、講師を務める。 *全米ヨガアライアンス(RYT200)修了、 バンデヨガ・インテグレーション(VYI200)修了、 各種専門講座修了、 シンギングボウルサウンドヒーラー、 yogamusic CD解説ライター .

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