2024年2月2日
かをる
女性に必ず訪れる「更年期」
皆さんは何か対策を考えていますか?
この、加齢による変化を理解していないとその時の状況がわからず、
どう切り抜けたらいいのかわからない・・・という問題があります。
更年期とは?
更年期になると女性ホルモンの減少で自律神経が乱れ、さまざまな症状を引き起こしてしまうと言われています。
加えて、女性の身体は40代を迎える頃あたりから卵巣機能が少しずつ衰えていき、最終的には閉経がやってきます。
この閉経までの前後10年の期間を「更年期」と呼びます。
更年期の時期になると、卵巣から分泌されるエストロゲンが急速に減少し、
体内の女性ホルモンのバランスの乱れが生じることになります。
女性ホルモンの急激な変化により、手足の指の関節に痛み・しびれといった症状が現れてしまうこともあるそうです。
対策として
対策としての1つに食生活があります。
不規則な食生活はそれだけで自律神経のバランスが崩れやすくなります。
同時にホルモンバランスも乱れやすくなるので、できるだけ規則正しい食事を心がけます。
その際に摂って欲しいのは、女性ホルモンの作用と似た作用を持つ「大豆イソフラボン」です。
大豆製品にたくさん含まれている大豆イソフラボンの摂取を意識してみてください。
しかし、あまり知られていないと思いますが、実際に更年期の症状に役に立つのは、「エクオール」という成分です。
大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」が腸内にいる乳酸菌の働きにより
「エクオール」という成分に生まれ変わります。
そして、この「エクオール」が、女性ホルモンと似たような働きをしてくれると言われているのです。
ただ、《大豆を食べればすべての人が腸内でエクオールを作ることができるか》と言うと、そういうわけではありません。
エクオールを作れる人は、日本人の2人に1人と言われています。
エクオールが作れる人の特徴として、《エクオールを作り出せる腸内細菌が働いている》ということが挙げられます。
私たち日本人は、古くから大豆を積極的に摂る習慣があるため、
エクオールを作る腸内細菌は多くの人に存在しているとされています。
しかし、昨今は食事が欧米化し和食の機会が減っています。
とくに若い人の方が作りだすことが難しいとされており、
20代ではおおよそ2割程度の人しか作り出せないとも言われています。
腸内細菌が存在していても、しっかりと働いているかが重要となります。
これは見た目で判断することはできません。
気になる方は、腸内細菌を検査できる専用キットがあるので、それらを使って調べてみてもいいですね!
キットは気軽に購入できるので、一度ご自身の腸内を検査されるのもおすすめです。
この先の健やかなエイジングにむけて
過剰に恐れる必要はありませんが、辛いと言われる更年期と上手く付き合っていくためには、
更年期の症状が起きる仕組みと対策法についてきちんと把握しておくことが大切です。
今から始めるエイジングケア。
お肌だけでなく、身体もケアしてあげてください。