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2024年2月21日

saya

自分をほどき、不調と向き合う

 

少しずつ厳しい寒さも弱まってきましたね。
だんだんと寒暖差が激しい季節。
4月からの新しい環境に向けての準備の季節。
疲れが取れずらかったり、身体の緊張が抜けずらかったり、なんだかおもだるい日が続いたり。
少し不調の出やすい季節にもなります。
そして、今の季節のもう一つの悩みといえば、乾燥。

そんな今の季節だからこそおすすめの、心を緩め、潤い溢れる身体に近づく方法を1つご紹介したいと思います。

 

⚪︎それは、自分の身体を撫でるということ。

1日1回でいいので、自分の全身を優しく撫でてあげます。

昔から「手当て」という言葉がありますね。
小さなころ、ぶつけた場所を祖母や母が撫でてくれるだけで、
なんだか痛みが薄くなったような経験はないでしょうか。
その感覚に近いです。

全身を触る、撫でるだけで、
皮膚の細胞に刺激がいき、脳へと伝達する。
そして、筋肉がほぐれ、血流、リンパの流れがよくなるそうです。
実際に続けてみると、身体の表面が柔らかくなるような感覚や、ポカポカ温まるような感覚があります。
また、気持ちもほぐれやすくなり、リラックスモードにもなっていきます。
自律神経を調整し、内臓の働きをよくしたり、副交感神経が有意な状態にしていくことにもつながるそうです。

私も毎日続けていますが、本当に自分を労ることに繋がっているなと日々感じています。
毎日調子が変わる自分の身体、そんな自分の変化にも気づきやすくなる。
だからこそ、今の自分に必要なものが分かったりもする。
身体を触り、愛することが、自然と自分を愛することに繋がっていくんだなと感じています。

 

⚪︎わたしのやり方

私は毎日お風呂あがりに行うようにしています。
身体の保湿を兼ねて、クリームだったりオイルだったりを身体に塗っていく。
その時に、全身を撫でるようにしています。

ここで1つおすすめの方法が、濡れたままの身体にクリームやオイルを塗るというもの。
滑りも良くなり、乾いた肌に塗るよりも少量ですみます。
そして、浸透率が上がる気がしていて、しっかり保湿されている気がしています。
なんだか肌もふわふわになってきたような。
撫でがいのある肌にどんどんなってきました。

そしてその時ぜひ、自分の体温を感じてみてください。
身体の温かさを手のひらで感じる。手の温もりを肌へと伝えていく。
少しずつ身体がポカポカと優しい暖かさで溢れていきます。

関節はくるくると撫でてみたり。
お腹も円を描くように撫でてみたり。
指1本1本丁寧に。爪の先まで触ってみる。

マッサージじゃなくて大丈夫。
マッサージだと思うと、力もいるし、そうなると少し疲れる。
その疲れは、毎日続ける気持ちを少し弱めてしまう。私はそう感じやすいです。
なので、ただ保湿をするついでに、全身を撫でる。
それだけでいいのです。

自分の身体を感じる。
そのことをただ楽しむ時間です。

お風呂タイムくらい、自分だけの時間として楽しむ。
時間がない日はさくっとでいいの。
ただ、今日の身体を感じてあげる。

1日の終わりなら、「今日もがんばったね」「おつかれさま」そんな気持ちで。
1日の始まりなら、「今日もよろしくね」「力を抜いて、やさしく過ごそうか」そんな気持ちで。
毎日続けるだけで、どんどん自分の身体を愛しく感じられる。そんな時間です。

 

 

力の抜けない、おもだるい、そんな不調を感じていたら。
自律神経が乱れているな、そう思ったら。
ぜひ、少し身体を労る時間として、日常の中にプラスしてみてください。

皆様の日々が、少しでも穏やかで健やかになりますように。

 

 

 

 

 

 

 

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saya

saya

息をして、体を動かし、伸びていく。その気持ち良さに触れたことが、ヨガを始めたきっかけです。ヨガを通して笑顔になれる日々を届けていける、そんなクラスを目指しています。毎日を少しらくに、楽しく過ごせる、そんな過ごし方も伝えていきたいと日々勉強中です。

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