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YOGAKKOコラム

2024年1月26日

みち

真冬の身体と心の過ごし方

寒い季節が到来しました。

身体が冷えやすくて、

心も縮こまる気がしますね。

目には見えないけれど、

身体の奥の免疫細胞も元気がなくなって

風邪などのウイルスが

活発になってしまう、この季節。

今回は寒い時の身体の変化や

どうやって乗り越えていったらいいか

過ごし方をご紹介します。

 

寒い時の身体の変化

 

私たちの身体はどんな環境であっても

常に体内を一定に保っていこうとする

恒常性、ホメオスタシスをもっています。

気温が低く寒さを感じた時、

身体の中では

平熱に保つために自律神経の働きが

血管を収縮させ、血圧を上げて、筋肉を緊張させます。

交感神経が優位になっている状態です。

寒いときって身体の表面が

縮こまっているのが分かりますが、

身体の内側の働きも、身体を守るために

一生懸命、収縮と緊張をしているのです。

 

身体と心への影響

 

自律神経の働きは交感神経と副交感神経の

バランスが大事になってきます。

寒いときの交感神経優位が続くことで

心にもストレスを感じることがあるかも。

 

そして、寒い中では無意識にも猫背になって

良い姿勢を保てなくなったりしますよね。

また、縮こまって固くなった身体は

肩こりや腰痛を引き起こす場合もあります。

 

改善策と過ごし方

 

当たり前ではありますが、寒ければ温かくすれば

いいわけですが、暖房が入った部屋に

ずっといるわけにもいかないですよね。

ご自身の身体の力を高めていくのが

改善策のひとつです。

 

おすすめは

身体が温まる運動を毎日少しでもしていくこと。

寒い外でも、颯爽と背筋を伸ばして

ウォーキングしてみる。

家の暖房を切って、筋トレやストレッチしてみる。

家でもスタジオに通うでも、ヨガを継続してみる。

身体の外ではなく内側からの温かさがでます。

 

そうすることで、身体がほぐれて、コリもとれ、

免疫力もアップしていくのです。

 

そして、もうひとつ、自律神経を整えましょう。

自律神経は、身体が活動状態の時には、

交感神経が作用して

休息している時には、副交感神経が作用します。

このふたつがバランスをとって、

たくさんの身体の器官が

正常に機能するようにしています。

自律神経が乱れてしまうと

寒さでおこる身体のこわばりをさらに

深めてしまうかもしれませんし、

不調につながる可能性も。

 

整えるためには、寒い季節ほど

(どの季節もですが。)

規則正しいリズムの生活をしてみましょう。

朝は光を浴びて、日中は活動し、

活動もストレスをためすぎないように

頑張り過ぎずがんばる。笑

夕方からはリラックスして

夜は良質な睡眠をとりましょう。

 

運動するのも、リズムの生活も

現代の忙しい中で、

なかなか大変なことかもしれませんが

寒さで固まった身体や

寒さでめげてしまう心を感じたら、

ぜひ、やってみてください。

 

ご自身の力を信じて、

寒い季節を乗り越えていきましょう。

 

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みち
さまざまな生活、学び 心と身体にすべて繋がり、 皆様の健康としあわせに寄り添います。 より良い人生へと繋がっていきましょう! ヨガ・ピラティスインストラクターフィットネスインストラクター 健康リズムカウンセラー 疲労回復インストラクター 整体ケアセラピスト

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