前回のストレスに強くなるpart1では
ご自身をありのままに見つめて、受け止め、落ち着いていく
マインドフルネスでした。
今回は人間関係からのストレスに着目して、
ストレスに強くなる「アサーション」をご紹介します。
悩みが人間関係にあり、
それがストレスに繋がっていることがありませんか?
人間関係のストレスも人それぞれだとは思いますが、
人との関わりの中で、自己表現の仕方によってストレスが生まれてしまうことがあります。
自己表現のスタイルとしていくつかご紹介します。
非主張的自己表現
自分のことをうまく表現したり、主張したりできずに相手の気持ちを気にしすぎて、必要以上に自分を押し殺してしまう。
本心をため込んで、ストレスを増やしてしまうかもしれません。
攻撃的自己表現
強い言葉で自分の言い分を通してしまう。
自分の気持ちや意見を表現しているものの、相手に配慮しないため相手にストレスを与えたり、
自分の言動への後悔や、人間関係の悪化によるストレスがあるかもしれません。
これらの自己表現は人間関係にぎこちなさを生み、お互いにストレスをためてしまう可能性があります。
そこで、もうひとつの自己表現、アサーション、
アサーティブな自己表現をご紹介します。
アサーティブな自己表現とは
自分も相手も大事にして、
主張はしっかり行うものの、相手は傷つけない自己表現です。
表現というより、自分と相手双方を大切にして、人間関係の円滑さに焦点を合わせた考えといえるかもしれません。
この絶妙なコミュニケーション方法は意識して、実践して感覚をつかんでいきましょう。
相手の気持ちや言い分をしっかり考えながら、
自分の気持ちや考えや信念を、その場にふさわしい方法で表現していこうと思ってみてください。
相手を尊重しつつ、自分の意志を話してみましょう。
アサーションの心がまえ
自分はどうしたいのか
自分の気持ちや言いたいことをまずははっきりさせること。
人の価値観は十人十色。
自分と合う人、合わない人がいて当然ということ。
相手に対して、~すべき、~なはずだという気持ちを捨てる。
もし、嚙み合わないことが出てきても、別の提案や考えを言えるような柔軟な心を持つ。
相手が自分と違うことを認めて、コミュニケーション取っていくように自己表現してみる。
アサーションは反復練習していくことで段々と身についてきます。
人間関係は仕事、友人、家族とそれぞれ、違いはあると思います。
いろんな形があることも十組十色だとも思います。
でももし、自己表現の部分でストレスに感じることがあるなら、アサーションでのコミュニケーションを意識してやってみることをおすすめします!
そして、人間関係のストレスを緩和していくとともに、
良質な関係が生まれてくるのではないでしょうか?
せっかくの出会いやめぐり合いをぜひ大切に感じながら、
自分の表現、考え方で世界が変わっていくかもしれません。
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