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2021年6月11日

Azusa

ヨガの世界から見る「愛」

○「my pleasure」

先日、イギリス出身の友人に「ありがとう」と

感謝の言葉を伝えることがありました。

それに対して彼は一言「my pleasure」(あなたのお役に立てたことは私の喜びですよ)

と答えました。

よく使われている丁寧な返答の言葉です。

ですが、彼がいうと本当にそう思い、言ってくれていることがよくわかります。

普段から彼はみんな対して紳士で、常に周りに気を配り、居心地よくしてくれます。

そう感じさせてくれる彼と過ごしていると、彼の根底にあるのが「愛」なんじゃないかなと

なんとなく思うのです。

 

 

○「愛」ってなんでしょうね

この議題について、どれだけ多くの人たちが言葉の限りを尽くし

語ってきたことでしょうか。

そして、明確な答えは未だに見つかっていないように思います。

見つからない わからない

だからこそ人は答えを探し追い求めます。

愛とは何か? そして、愛はどこにあるのか?

今日はヨガの世界から見る「愛」についてお話ししていきたいと思います。

 

 

○愛とはすべての原動力

「愛」とはすべての原動力のように思えます。

形や働きを如何ようにも変えることができる、エネルギーです。

例えば、恋愛のエッセンスは加われば「恋慕」になりますし、

何かに対する親しみの心が入れば、「愛着」となります。

「愛」という原動力に何かの要素が足された時、その力は花開くことができます。

ですが、取り扱い注意なところも。

愛の力に献身の思いを加えたとして、それが行き過ぎた時、

それは「執着」へと変化します。

憎しみや憎悪に力が働いたとき、それは「愛憎」へと変化します。

このように使い方次第で、あなた自身も周りの人も不幸にしてしまいます。

きっと、このようなことは紙一重な、ほんのちょっとのさじ加減で

起こりうることじゃないかなと思います。

 

 

○愛は私たちを満たしている

「愛」とは何か?についてお話ししてきました。

では、その「愛」はどこにあるのでしょうか?

別名「愛のヨガ」とも呼ばれるバクティヨガの考えによると、

「愛」は私たちの内側にも周りにも、すでにたくさんあり、

世界を満たしていると。

そして、その存在によって世界はうまく循環してくれているそうです。

どうでしょう?

とても幸せな気分になりませんか?

追いかける必要も、掴み寄せる必要もないのです。

すでに私たちは愛の中に存在しているのですから。

 

 

○まずは自分を愛してあげたいですね

「愛」について知ることができたら、感じることができたら、

その愛はまずあなた自身に注いでみましょう。

自分を大切にし、自分を愛で満たしてあげることができたら、

次はあなたの周りの人たちにも愛を届けていきましょう。

きっと今より、あなたも周り人たちも居心地よく過ごせるようになるのかもしれませんよ。

そんな日々があなたに訪れることを、心より祈ってます。

ナマステ♡

 

 

 

 

 

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ヨガをはじめようと思ったきっかけは出産後のダイエットでした。 痩せたい!その一心ではじめたヨガでしたが、ヨガの世界の考え方、生き方に影響を受け、より幸せに より自分らしく生きることができるようになりました。 この幸せをたくさんの方とシェアしたいと思い、キッズヨガ・マタニティヨガ・ロコモヨガなど、ヨガを広める活動を中心に行っています。
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