春は、始まりの季節。わくわくとドキドキを抱えながら、新しい環境に心躍る季節。
春というと、なんだかポジティブなイメージが多いような気がしますが
実は、あちこちで新芽が芽吹くのと同じように
からだやこころのちょっとした不調が顔をだしやすい季節だったりもするのです。
春なのになんだか本調子じゃないぞ、、、というあなた。
大丈夫です!ひとりじゃありません。笑
春のエネルギーと起こりやすい感覚
春は、陰陽でいうと 陰 → 陽 のエネルギーへとうつり変わるタイミング。
陽のエネルギーは、上へ上へとのぼっていく性質をもっているため
春はからだの中のエネルギー(=気)も上昇しがち。
のぼせやイライラ(あたまに血が上る、とも言いますよね)が起こりやすい季節でもあります。
ちょっとそわそわしたり、あたまがぼーっとしたり、そんな感覚はありませんか?
のぼりやすいエネルギーを、下へともどしてあげ、しっかりと全身にめぐらせる(=気のめぐりをととのえる)
には、ストレッチ、とくに
体側のストレッチがおすすめです。
体側には「肝」の経絡がとおっている
体側には「肝」の経絡(=ツボの集合体)が通っているのですが
この「肝」のはたらきのひとつが “からだのめぐりをととのえること”
五臓*の中でも、「肝」は春に影響を受けやすいといわれており
のぼせやイライラだけではなく、ガスが溜まりやすい(げっぷ・おなら)、筋肉がつる、目の疲れ
といった症状にもつながります。
*五臓 ~ 東洋医学の考え方。自然界の全ての事象を5つの要素にわけたとき、それぞれに対応する人体の働きのこと。
肝・心・脾・肺・腎 の5つ
おすすめのストレッチ
体側を気持ちよく伸ばしていく、こんなストレッチがおすすめです!

天井を見上げるように胸を開いてみたり、逆におへそを下へ向けてみると、体側の前側・うしろ側がストレッチされます◎
おすすめのポーズ
◇ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ(体側を伸ばすポーズ)

腕 ~ 背骨 ~ 脚と、からだの側面が引きのばされる感覚を探しましょう!
あれ?っと思ったら、体側を伸ばしてみる。今の季節に、ぜひおためしください♪
さあ、いつもの生活に漢方をちょっと足して、ご機嫌な毎日を過ごしましょう♪
=撮影場所= Vendemiaire 押上スタジオ
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~漢方や子育てに関するコラムを書いています~
会社員としての日常や、産前産後、からだも心もヨガに助けられた経験からインストラクターになりました
また、からだの中にとりいれるものを考えてみたい!と漢方についても学んでいます
からだも心もほぐれていくような「自分とむきあえる」クラスを目指しています♡
漢方スタイリストの知識を活かした、ヨガ×漢方のクラスをお届けします