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lady

2021年3月26日

saya

花売り娘とレディ

 

「マイ・フェア・レディ」
皆様みたことはありますか?
オードリー・ヘップバーン演じる花売り娘のイライザが、言語学者である教授と出会いレディへと成長していく物語。
オードリーの演技の素晴らしさももちろん、
ミュージカルの要素、
あの時代のドレスの美しさや、
男性論女性論の考え方、
そして、愛情について。
1本の映画なのですが、何本もの映画を楽しんだような感覚になる映画です。

⚪︎ 印象的な言葉

その映画の中にこんなセリフがあります。

「彼(大佐)は私を花売り娘以上の扱いをしてくれました。
レディと花売り娘の違いは、
どう振る舞うかではなく、どう扱われるかです。
花売り娘として扱う教授には、私は永久に花売り娘。
レディとして扱う大佐の前では、レディになれます。

私は(教授ではなく)大佐に、紳士淑女とは何かを学びました。」

このセリフは、私たちがいろいろな人と接していく中でのすごく大事なことを言っています。

他人からどう扱われるかという話にも捉えやすいですが、逆もありますよね。
自分がまわりの皆と、どう接して過ごしているのか。

 

⚪︎ピグマリオン効果とゴーレム効果

昔、アメリカの教育心理学者が行った実験にこんなものがあります。

生徒たちに「成績が将来のびるか分かるテスト」を受けさせます。
それによって、
「成長が期待できる生徒」そして「成長を期待できない生徒」とに分け、
その結果を先生に伝えるというもの。
テストの結果自体はデタラメであり、実際は20%ほどの生徒を「成長が期待できる生徒」としてランダムに選んだものです。
ですが、数ヶ月後にもう一度知能テストを行うと、そのランダムに選ばれたはずの生徒たちの知能が大きく伸びる結果となった。
教師が期待をかけた生徒の方が、学力だけでなく、学習への興味や自主性に大きな成長が見られるという傾向があったのです。
これは〈ピグマリオン効果〉と言われています。

人は期待に応えたい生き物とはたまに聞くフレーズですが、
心理学の実験でもこういった結果が出ているんですね。

その逆もあります。
それが〈ゴーレム効果〉。
人に対して、悪い印象を持って接することで、その人が実際に悪い成果へと向かってしまう現象です。

これらは実験結果であり、
どういう風に期待した方がいいのかなど、また詳しいことが関わってくるそうです。
しかし今は、そういう難しいところは置いておきます。

 

⚪︎感じること

その中で感じること、
それは、”自分がどう人と接するか”だと思うのです。

大事に思っている人こそ、
その自分が大事に思っている気持ちを伝える。
心から出てくる言葉を使って接していく。
愛をもって接することが大事だということだと思うのです。

そして言葉だけでなく、その人自身をしっかりと見ること。
その上で出てくる言葉、気持ちを伝えるということ。

実際にそういった言葉たちに助けてもらった経験はたくさんあります。
そして、その言葉たちや、そう接してくれた人々はより大事な存在として心にあり続けるものです。

 

 

マイ・フェア・レディでは、成長しているはずの彼女を教授はいつまでも花売り娘として扱っていました。
花売り娘として扱われると、花売り娘として振る舞うようになる。
しかし、レディとして扱われるとレディとして振る舞うようになる。
レディへと成長していく、立派に輝いていく姿は本当に素晴らしいものでした。

 

生きていく中ではたくさんの人に囲まれています。
たくさんの人と関わるからこそ、こういったことを思い出しながら過ごしていきたいものだな、とそう感じることができました。

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息をして、体を動かし、伸びていく。その気持ち良さに触れたことが、ヨガを始めたきっかけです。ヨガを通して笑顔になれる日々を届けていける、そんなクラスを目指しています。毎日を少しらくに、楽しく過ごせる、そんな過ごし方も伝えていきたいと日々勉強中です。
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