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2024年4月30日

saya

ストレッチを深める part2

前回は、呼吸を感じることでストレッチを深めていくお話でした。

深い呼吸ができる身体を思い出すと、それだけで巡りが良くなるようなそんな気がします。

 

今回は、ストレッチを深めるための別の方法についてのお話です。

 

まずは、少し注意事項から。

無理に力を加えてのストレッチは、筋肉を痛めてしまう可能性があります。

痛くないところ、プルプルする一個手前くらい。

心地よく感じるところで味わうようにしてみてください。

 

筋肉の端っこを感じてみる

伸ばしたいところ、そこは意識しながらストレッチしますよね。

腰を伸ばしたい、もも裏を伸ばしたい、お腹を伸ばしたい。

いろいろな目的に合わせてストレッチを行なっていくと思います。

そこにもう一つ、

ぜひ、伸ばしたい場所の端っこを意識してみましょう。

 

例えば、もも裏を伸ばしたい時。

もも裏の筋肉ってどこからどこまであるのでしょうか?

それをぜひイメージしてみてください。

 

ヨガのクラスでも感じることの多い坐骨あたりまで、筋肉があるような気がしませんか?

そうイメージができたら、ぜひ実践!

 

立っていても、座っていてもOK。

前屈の形をとってみましょう。

そして、坐骨をもも裏から遠ざけていくようなイメージを。

少し出っ尻になるようなそんな感覚。

 

どうでしょうか?

少し、伸びる感覚が感じやすくなりませんか?

吐く息で、余分な力は手放しながら、どんどん「伸びていくー♪」というストレッチを感じてみる。

深い呼吸も味わいながら、一息ずつ丁寧に味わっていく。

また少し、感覚が変わったのではないでしょうか?

 

ではまた別の例。

今度は、腰を伸ばしたい時を考えてみます。

腰の筋肉の端っこってどの辺でしょうか?

またイメージしてみましょう。

 

先ほどと同じように、坐骨やお尻の穴あたりまであるような気がしませんか?

 

では今度は座りながら、背中を丸めてみます。

坐骨やお尻の穴を、背中から遠ざけていくように背中を丸く。

骨盤はどんどん後傾させていきます。

もう少し伸ばしたかったら、もう一個の端っこも遠ざけるために、手を前に伸ばしてみます。

いかがでしょうか?

 

またもう一つ、ふくらはぎを伸ばす。

ふくらはぎの筋肉の端っこは、かかとあたりかしら?というイメージのもと、ストレッチを行なってみます。

座って片足前へ、前屈の形。

膝は曲がっていていいので、かかとをふくらはぎから遠ざけていくようにイメージしてみます。

少しずつ、ゆっくりと。

じわじわと伸びていく感覚を楽しめましたか?

 

小学生の体育の時間などにアキレス腱を伸ばす運動、その形でも感じることはできると思います。

その時はぜひ、ゆっくりとかかとで地面を踏んでいくように、ふくらはぎから遠ざけてみます。

 

背中を伸ばしたければ、肩甲骨同士を離すようにイメージしてみたり、

首を伸ばしたければ、手の自然な重さを感じながら方を少しずつ遠ざけていくようにしてみたり、

お腹を伸ばしたければ、恥骨を遠ざけていくようにしてみたり。

いろんな場所で応用できるかなと感じております。

 

ただ、最初にお話ししましたが、無理に力で行こうとしないこと。

心地よくじわじわと伸ばす、自分の気持ちのいい感覚を探しながらトライしてみてください。

 

 

 

 

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saya

息をして、体を動かし、伸びていく。その気持ち良さに触れたことが、ヨガを始めたきっかけです。ヨガを通して笑顔になれる日々を届けていける、そんなクラスを目指しています。毎日を少しらくに、楽しく過ごせる、そんな過ごし方も伝えていきたいと日々勉強中です。

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