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forwardbending

2016年12月9日

伊藤香奈

ヨガの前屈を人生にたとえたら。

ヨガをする人の目的は、人それぞれ、多種多様。

ダイエット目的や、筋力・柔軟性アップ、精神的なリラックスまでココロにもカラダにもアプローチできるのが、ヨガの特徴の1つでもあるし、それゆえに目的、そこから得られる実感(結果)も様々ではないでしょうか。

その中で、どのような目的であろうが、結果を得たいと思っていようが、どんな人でもヨガを通して気付いて頂きたいこと、生活の中に取り入れて頂きたことは、「ヨガを人生に例えてとらえる」ということです。

 

◆腑に落ちる例えが、たまたまヨガなだけ◆

波乗りをしている仲間では、よく波で人生を例えた笑い話をしています。

●同じ波は二度とこない。人生も、同じ日は、一度だってない。

●いい波が来るときもあるし、全然波がない日もある。 人生、毎日いい日ばかりではない。
(でも、波がないときの陸での練習が、次の波に乗るための大切な練習!)

●大きな波が来たら、恐怖心もあるもんだ。大きなチャンスも、ビビってしまうこともあるけど、乗ってみないとわからない。

●いろんな波があるけど、自分に合う波かどうかは、選ばないといけない。まずは、見極める目が必要。
恋愛でも、星の数ほど異性はいるけど、見極めていかないと、全部の波に乗っても、全部乗り損ねる。

等々。

どんな場面でも、波や海に例えてみて、笑い話にしながらも、「本当にそうだな・・・」と妙に腑に落ちたり。

つまり、好きなことであれば、なんとなく想像もたやすく、納得しやすく、腑に落ちることがあると思いませんか。

ヨガが好きな人でいえば、それをヨガにしてみるのは、いかがでしょうか?

 

◆前屈を人生に例えたら◆

ヨガの練習からも、人生の教訓のような学びがたくさんあります。(というか、全部が学びですが!)

●前屈は、一朝一夕ではぺたーっとはいかないもの。
人生も、仕事も恋愛も。練習して、コツをつかんで、コツコツと続けることが、結果を生む。

●前屈を力で曲げても、足の裏を痛めてしまう。
何事も力づくでやってもだめ。コツが合ったり、先人にならって、時間がかかっても正しい道順で進めることが、一番の近道。

●ついつい食べ過ぎてしまった後の前屈は、お腹にたまったものが重たくて動けない。
無駄なものがあっては、前に進むことを拒んでしまう。感情も貯め込まず、スッキリとさせていくことで、次に動いていける。

などなど、1つのポーズからも、色々な解釈が生まれて、人生のあらゆる場面にフィットする学びが得られると思いませんか?

 

◆日常のすべてから、ヒント(学び)はある◆

前屈ではなくとも、後屈でも、太陽礼拝でも。
または、自分の好きなスポーツだったり、趣味だったり。

どんなことからも、人生に例えられるヒントはあるのではないでしょうか。

すべては捉え方次第。

そして、自分の好きなもののほうが、「そういうシーンがあるな」とイメージ出来たり、腑に落ちる事があるのではないでしょうか。

ご自身の身近なものから、人生のヒントを、見つけてみませんか?

堅苦しい自己啓発本を読むより、自分の好きなものから得られるヒントのほうが、ちょっと笑えて、ちょっと面白くて。

わかる気がする~!という実感が、あるかもしれません。

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伊藤香奈

伊藤香奈

身体を動かすことが好きでフィットネスジム等に通う中、ヨガを始める。ハワイで指導者養成講座を卒業後は、OLとして働く傍ら、プロスポーツチームや企業でヨガクラスを受け持つ。 現在は、企業研修の講師として、働く女性のキャリアサポートを軸に、ヨガやマインドフルネスを企業に提案する企画にも参画中。 サーフィンやSUPもこよなく愛し、海xヨガのナチュラルライフスタイルを過ごしながら、日常やキャリアを積んでいく中で、ヨガの哲学を活かすことを追求し続けている。

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