2016年10月2日
namiki
私たちが買い物をすることは、環境に負荷をかけている。。。
極端なことをいえば、買い物をしないほど省エネで環境にやさしいことはないのです。
でも、買い物をしないなんてことは、無理ですよね?
今の私たちの生き方では、買い物をしなければ暮らしていけません。
そして、一度手にした便利な暮らしや豊かな生活を手ばなしたくない、それが私たち人間です。
でも、地球に暮らすすべての人が向き合っていかなくてはよい方向に進まないのが「環境問題」です。
それならば、
少しでも環境にやさしく省エネな買い物ができるように
私たちの「買い物を変える」ために
「誰でもできる」「続けていける」省エネ!環境にやさしい買い物をしていきたい!ですね。
少しずつ、そんなアイデアや情報をお伝えしていきます。
やってみようと思えることがあれば、ぜひご自身の暮らしに取り入れてみてください。
カーボンフットプリント
「地元で生産された食材」「梱包材が少ない商品」「製造工程が省エネ」な商品が、環境負荷が少ない商品ですが、店頭に並んでいる商品・食材がどんな製造工程でどんな流通を経て陳列されているか、買い物をする人にはなかなかわかるものではありません。
「東南アジアの天然エビ、梱包なし」
「北海道産の冷凍エビ、パック入り」
さて、どっちが省エネなのでしょうか?
『カーボンフットプリント』は、その疑問に答えをくれる表示です。
【 カーボンフットプリントとは?】
カーボン=炭素
フットプリント=足跡
カーボンフットプリントとは「炭素の足跡」
→ その商品がどのくらいの温室効果ガスを出しているか、CO₂の量に換算して商品に表示する制度
商品の原料から製造・輸送、その後の廃棄・リサイクルに至るまでその商品が作り出され・使われ・廃棄される「商品の一生」に排出されるCO₂の量を表示しています。
日本では、2009年から施行導入されています。
皆さんは、ご存じですか?店頭で見かけたことはありますか?
環境への関心が高い消費者にとって、とても参考になる表示ですが、商品をつくる企業側に一定のメリットがあるとしても、数値を算出するまでの手間やコストがかかることもあり、同じ商品を比較できるほどの表示の広がりがないのが現状です。
消費者・企業、そして地球にとって、メリットがあるカーボンフットプリント。
その表示を広めるために必要なことは、消費者ひとりひとりの声なのです。
「カーボンフットプリントマークを付けた商品をつくるメーカーって、素晴らしい!」
「カーボンフットプリントマークを付けた商品を販売しているお店って、素敵!」
「このメーカーの商品を買おう!このお店でお買い物しよう!」
そんな消費者の想いが積み重なっていくことが、カーボンフットプリントマークを普及させる力になっていくと思うのです。
明日から、ぜひ買い物で「カーボンフットプリントマーク」を探してみてください。
ひとりひとりの行動・考え・想いが、きっと地球を救うことができると信じて。
参考:カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム
https://www.cfp-japan.jp/