2016年12月11日
伊藤香奈
ヨガのインストラクターや、指導する側(職場でいうと、上司だったり、何かの先生だったり)、接客業や人事担当の人等、人と接し人を見なければいけない立場の人は、人を見る目が自然と養われる、と聞きます。
もちろん、得意不得意があったり、人をジャッジしている、と感じて抵抗感があったり、人を何かの枠にはめてしまっているようにも感じるかもしれません。
私もインストラクターとしてレッスンを持っていると、生徒さんの感情が出ていたり、練習の仕方、ポーズにもその人なりの性格やクセが出ているな、と感じることがあります。
おもしろいものです。
それは、自分自身も、誰かにそうやって見られている、ということに他なりません。
職場のみんなも(年下、立場に関わらず)
お友達も
パートナーも
ヨガレッスンで一緒になるお仲間も
同じマンションに住んでいるご近所さんも
お父さんも
お母さんも
お子さんも
自分という人間を、彼らなりに分析したり、感じとって、私という人間を見てくれています。
自分を1番知らないのは自分だ、という言葉もあるように、自分より自分を知ってくれている人はたくさんいると思います。
そうやって、ちゃんと人のことを温かく見てくれている人には、わかっちゃうんですよね。
自分が背伸びしているかどうか
ってこと。
自分を大きく見せようと背伸びしていたりしていること。
思ってもないようなことを、口だけで言っていること。
上から物を見てて、他人を見下したようにしていること。
それ、実はダサくないですか? (笑)
わかる人には、わかってます、見えてます。
あなたが、シークレットブーツでも履いて、背伸びしたように生きていて、シークレットだからまるで自分の背丈のようにみえていると自分は思っていても、背伸びしているって、見る人が見たらわかっています。
それがばれていない、と思って生きている方が、等身大の自分を見せるより、もっと恥ずかしいと思いませんか?
そんなブーツは、さっさと脱ぎましょう!
その方が歩きやすいです。
足も疲れません。
等身大のあなたで。
まずは、自分の足もとを見てみてください。
知らないうちに、履きたくもなかったブーツ、
履いてませんか?
履かされてませんか?