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2021年1月28日

tomo

ぷち漢方ライフ~ケアしたい背骨まわり

ますます寒さが厳しくなってきましたね。
これから節分までの間を「寒の内」といい、一年で最も寒いとされる季節です。

 

かたまりやすい背骨まわり

寒さで縮こまり、背中がきゅっと丸くなる。
そんな姿勢が続くことで、背骨のまわりが、気がつかないうちに固くなっていませんか?

また、五臓*のなかでも寒さの影響を受けやすい「腎」は、からだを支える「骨」に通じているといわれます。
からだ全体を支えてくれている背骨、この季節は、しっかりケアしていきたいものです。

 

*五臓 東洋医学の”万物は5つの要素からできている”という考え方の中で、体に対応するもの 

背骨ってたいせつ!

背骨は、骨盤から 腰・胸・首 そして頭蓋骨へとつながっています。
また、背骨の横からのびる肋骨には、肩甲骨がくっついています。

つまり、背骨まわりがスムーズに動かないと、、、

腰が動かしにくい、、、
胸が開きにくい、、、
首や肩がこる、、、


なんだか、上半身すべての動きに影響がでてきそう…!ということがわかりますね。

さらには、、
背骨の横には自律神経がとおっているため、背骨まわりの固さは 自律神経 の乱れにもつながるのです。

 

背骨を整えるといいことばかり!

逆に、背骨まわりをしっかりとほぐせたならば、よいことばかりです!

腰や骨盤まわりの動きもスムーズ! ⇒ ヨガのアーサナがとりやすい!
胸を開きやすい! ⇒ 深い呼吸をおこないやすい!
首や肩回りのこりの解消

そして、自律神経が整う!
背骨まわり、なんだか整えたくなってきましたか?
それでは、簡単にできる「背骨ほぐし」のうごきをご紹介します!!

背骨をほぐす

(1)橋のポーズからの背骨おろし!

まずは橋のポーズをとり、そこから、背骨を上から順にマットへとおろしていきます。
吸うタイミングでおしりを持ち上げ、吐きながら背骨をおろします。
首に負担がかからないよう、両腕・両肩でしっかり体重を支えましょう。
背骨ひとつひとつの間のスペースをひろげながら、マットへとおろしていく、そんなイメージです。

橋のポーズ

 

 

(2)ひざを抱えてコロコロ!

仰向けで、ひざを抱えたら
<左右><前後>へとコロコロ転がりながら、背骨まわりを刺激します。
<前後>の動きの時には、ひざのうしろ側に両手を通す形をとると動きやすいです。

daruma

 

いかがでしょうか?カーペットや布団の上でもできそうな、簡単な動きです。
ぜひお試しください!

この背骨ほぐし、もちろんどんなタイミングでおこなっていただいてもよいのですが、朝もおすすめ◎
寝ている間にも固くなっていた背骨まわりをほぐし、自律神経をととのえてから一日をスタートさせるのも、気持ちがいいですよ!

 

 

さあ、い

 

写真撮影場所 vendemiaire 押上スタジオ

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tomo
~漢方や子育てに関するコラムを書いています~ 会社員としての日常や、産前産後、からだも心もヨガに助けられた経験からインストラクターになりました また、からだの中にとりいれるものを考えてみたい!と漢方についても学んでいます からだも心もほぐれていくような「自分とむきあえる」クラスを目指しています♡ 漢方スタイリストの知識を活かした、ヨガ×漢方のクラスをお届けします

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