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2020年12月14日

tomo

ぷち漢方ライフ~風邪をひいたかな?と思ったら

寒さと乾燥を、肌で感じるようになってきましたね。
ことしも風邪の流行る季節がやってきました。

 

さて、風邪のひきはじめに飲む薬、といえば
なんとなく、葛根湯…? そんなイメージがあるかたも多いのではないでしょうか。

 

でも実は、風邪(症状)の種類によって、効果的なお薬は違ってくるんです…!

きょうは、備えておきたい漢方薬漢方食材 を症状別にご紹介してみようと思います。

 

パターン1:ちょっと寒気がするな…


葛根湯(かっこんとう)


寒気がしたら、すぐに飲みたい葛根湯。
『葛根』をベースに数種類の生薬が入っています。
からだを温め、風邪症状を追い出して(発散して)くれる効果が期待でき、お湯で飲むと、より一層ポカポカと温まります。

筋肉をゆるめてくれる作用もあるため、風邪の時だけでなく、肩こりなんかにも使ったりします。
 

くず湯

『葛根』は植物のクズの根。
わが家では、なんだか冷えるな〜ってときには、くず湯を一杯!


麻黄湯(まおうとう)


葛根湯にも入っている『麻黄』という生薬がベースです。
発汗作用が強く、節々が痛かったり、汗がでなかったりといった症状のあるときに。
体力を消耗しやすいので、虚弱体質のかたは注意!

 

ちなみに…夫はこちらの 麻黄湯 派、わたしは 葛根湯 派です。
体質に合うお薬を見つけておくのもよいですよね◎

 

パターン2:熱っぽい、のどの痛みがある…


銀鏡散(ぎんきょうさん)


のどの痛みから始まる風邪のひきはじめにはこれ!
熱をとってくれるお薬なので、ぞくぞくっとするタイプの風邪にはNG。

 

板藍根茶(ばんらんこん茶)

抗菌・抗ウイルス効果のある『板藍根』(生薬抗生物質とも呼ばれるとか、、)
お茶はほんのり香ばしい、とうもろこし茶に近い味わいです。
このお茶でうがいをすると、風邪やインフルエンザの予防にも効果があるともいわれています…!

 

ばんらんこん飴

『板藍根』のエキスが配合された飴も市販されていて
わが家では、ちょっと喉が怪しいな~なんてときに、食べるようにしています。
こどもにはいちご味が好評!ちょっとガラガラ声かな?と思ったら、食べてもらっています。

 

いかがでしたでしょうか?
風邪をひいたかな?そう思ったときには、ぜひからだの症状にも注目して、対策をとってみてくださいね。

漢方薬漢方食材を常備しておいて、怪しいな…と感じた時にはケアしてみる。
そんなこともできるかもしれません。

kaze          ご紹介した漢方薬・漢方食材たち

 

さあ、い

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tomo
~漢方や子育てに関するコラムを書いています~ 会社員としての日常や、産前産後、からだも心もヨガに助けられた経験からインストラクターになりました また、からだの中にとりいれるものを考えてみたい!と漢方についても学んでいます からだも心もほぐれていくような「自分とむきあえる」クラスを目指しています♡ 漢方スタイリストの知識を活かした、ヨガ×漢方のクラスをお届けします

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