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2022年4月15日

tomo

ぷち漢方ライフ~春を考える

昼間はポカポカと暖かい日が続いていますね!
新年度も始まって、いろいろな物事がスタートする季節、春です。

きょうはその「春」について、漢方の考え方からいっしょに見ていきましょう♪

 

五行から考える「春」

漢方には、万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという「五行説」という考え方がありますが
季節もこの5種類に分けることが出来ます。

5種類のなかで、「春」に該当するのは「木」

人間のからだや自然の中で、この「木」の特性をもつものには次のようなものがあり
春の季節には、これらに影響が出やすいと考えられています。


五行 :木

五臓 :肝
感覚器:目
感情 :怒
色  :青
季節 :春
気候 :風   (まだまだあるよ!気になった方は「五行配当表」で検索してみてくださいね♪)

 

上記のうち、五臓の「肝」には 気の巡りをスムーズにととのえる・解毒 といった働きが在るのですが
ここで、少しイメージしてみましょう。


気の巡りをととのえ、解毒する・「肝」
に影響が出る(=働きがにぶくなる)と、、、
体内のエネルギーの巡りが悪く…のどや胸がつまった感じになり…イライラして怒りっぽくなりそうです。
またのようにそわそわと落ち着かない(自律神経を乱す人が多い)のも
>>新しい季節にわくわくしつつ、なんだか気持ちがムズムズするな~なんて覚え、、、私はあります(笑)


癇にさわる・癇癪もち
などの表現がありますが「癇」=「肝」のイメージ。
巡りが滞ることで、栄養がいきわたらずに、血色のない青い顔、末端のに症状があらわれるようになります。
>>どうでしょう、最近、目の疲れや視力の低下 など感じたりはしませんか?

 

そんな「春」の養生

春に体調を崩しやすい人(1日に置き換えると朝になるので、朝の調子がイマイチな人も)は、肝をととのえて
その働きをおぎなってあげると良いということになります!

そんな「春」におすすめの養生は、、、

◆食事◆
色の青いもの、酸味(フルーツやお酢など)のあるものは肝の働きを助けます!
※お腹が弱い人は酸味は控えめに、、
春が旬の青野菜(菜の花、蕗の薹、春菊)もいいですね◎
苦味のある食材には解毒作用があり、こちらも肝の働きをフォローしてくれます。


◆運動◆
「肝」
の経絡は、体側を通っているので
体側を伸ばすストレッチもおすすめです!

よければこちらもご覧くださいね ⇒ ぷち漢方ライフ~そわそわする日はストレッチ!

 

◆その他◆
香りには気の巡りを促す効果があるので、リフレッシュできそうな好きな香りをとり入れるのも良いかと!
ヘアオイルや、マスクにアロマオイルを垂らしてみる、すっきりした香りのハーブティーを選んでみる
なんていうのもおススメです◎

 

さあ、い

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tomo
~漢方や子育てに関するコラムを書いています~ 会社員としての日常や、産前産後、からだも心もヨガに助けられた経験からインストラクターになりました また、からだの中にとりいれるものを考えてみたい!と漢方についても学んでいます からだも心もほぐれていくような「自分とむきあえる」クラスを目指しています♡ 漢方スタイリストの知識を活かした、ヨガ×漢方のクラスをお届けします

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