ヨガ情報ニュースサイト・ヨガッコは、ヨガ・ピラティスの学校

kaworu_column

2023年9月29日

かをる

自分の考え方を柔軟に〜価値観の違いを受け入れる方法

あなたは常識に囚われすぎていませんか?

常識=社会のルール

ヨガの教えの中にも、『ヨガ・スートラ』の八支則のように

社会のルールを守りなさいと言ったような道徳と混合されやすいものがあります。

「暴力はいけません」「嘘はいけません」と言われると、

小学校の頃の道徳の時間のようですね。

 

価値観の多様性を認識する

 

しかし、この社会的常識は時代によって変わってきます。

価値観の違いで‘常識’にも‘非常識’にもなります。

変化を受け入れつつも自分自身の価値観を大切にする

変化を嫌い、受け入れる耐性が低いと

自分自身や周りとの関係もうまくいかなくなってしまうかも。

 

「あの人とは価値観が合わない」

こんな言葉を聞いたりします。

これ、実は当たり前なことですよね。

価値観とは「どんなことに価値を見出すのか」といった、人の考え方です。

育った環境、経験したこと、学んできたこと、これらがその人自身の価値観をつくります。

全くの同じ人生を歩むなんてありえないので

もちろん価値観が違って当たり前です。

 

しかし、なかなかこれが理解できない!

お互いの価値観のズレを感じることで問題が生じることがあります。

仕事や趣味など、何を優先するかで不一致が起こることも。

「それは間違ってる!」と一方的に考え方を否定して、

相手を精神的に追い詰めてしまうこともあるかもしれません。

価値観の違いが受け入れられないとどこまで行っても

解決の糸は手繰り寄せられませんね。

 

共感と受容の実践

 

そこで他者の価値観を許容するために

本を読むことをおすすめします。

様々な登場人物が描かれる本には、それぞれ価値観の異なるキャラクターが登場します。

それらがどのように行動したり、どんな気持ちを持っているのか

本を通して知ると、現実の登場人物への理解もしやすくなるのではないでしょうか。

 

ヨガ哲学は人生観・世界観を学べます。

経典もそんな気持ちで読み進めてみると

いいかもですね。

 

自己認識と柔軟性の向上

 

哲学とは「道理や知恵を学ぶということ」

ヨガ哲学とは人生の道理や知恵を学んで

自分にふさわしい道を選ぶことだと

私は考えます。

 

そのまま考えずに従う宗教とはヨガは違いますよね。

受け入れつつ、自分の価値観を大切に

自分を見失わないように

ヨガの練習にいそしんでいきましょう!

 

 

The following two tabs change content below.
かをる
東京都内各所で ヨガスタジオ、スポーツクラブと活動をしております。 ヨガのポーズだけにとらわれずに 「みんなで楽しい」 と感じてもらえる雰囲気を大切に。 ヨガが「変化と成長」への起点になればと思ってます。

Page Top