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2020年5月18日

Azusa

その手に余るものを「手放す」ということ

長く続く自粛生活を皆さんいかがお過ごしでしょうか?

いつもと違う日常に心がザワザワと落ち着かない

何事にもやる気が起きず気分が鬱々としてしまう

そんなふうになる時はありませんか?

人は常に自分の内外にある様々なことに影響されて生きています。

近くに人がいれば、その人の心や言葉・行動から影響を受けることもありますし

自分の体調や感情の起伏によって自分自身の心を混乱させることもあります。

そんな中で心穏やかに過ごすにはどうしたらよいでしょうか?

 

キーワードは『手放す』

 

手の余る感情や物事を手放すことで必要なことだけを持つことができ

心を穏やかに過ごせるようになります。

では、どのようにして手放せばよいか 私なりの実践方法をお伝えします。

方法は3つあります。

 

1つ目は「深呼吸」

何か行動を起こす前に 言葉を発する前に深く深く深呼吸を1回します。

ポイントとしては無理矢理吸って吐くのではなく、身体に正直に吸いたいだけ吸って

吐きたくなったら吐き出すように丁寧に1回やってましょう。

加減がわからない時は、数をカウントしてみるのもいいと思います。

1回だけ集中して始まりから終わりまで丁寧に深呼吸をしてから

次のアクションへと移ります。

 

2つ目は「アーサナ」

アーサナを1つだけとること

その時、自分がしたいなと思うアーサナでいいです。

たった1つやってみましょう。

これも深呼吸と同じく、始まりから終わりまでしっかりと丁寧に行いましょう。

なぜ自分がこのアーサナを選んだのか

自分の身体がどうしたいと望んでいるか?

強張っているところはないか?力んでるところは?

なぜそうなるのか?

具に心と身体を観察しながらとってみましょう。

その後、余裕があれば目を閉じて心と身体の変化を受け取ってから動き始めます。

 

3つ目は「瞑想」

少し長く時間がとれるようでしたら、瞑想がおすすめです。

できるだけ継続して 同じ時間に同じ場所で行ってみるとよいと思います。

慣れないうちは時間は3分くらいと短時間からはじめてみましょう。

慣れてきたら5分・8分と長くしてみます。

無理に思考を止めようとしたり、気持ちを落ち着かせようとしなくても大丈夫です。

おそらく、毎回違った感覚があると思います。

そんな自分を俯瞰するように、瞑想してみましょう。

 

3つの方法をご紹介しましたが、いずれも意識的に日常生活の中で「一瞬の猶予」を作ることができます。

そうやって自分と向き合う時間を作ることで、本当に今、自分が手にしているものが

必要か不要か判断をすることができ、不要なものは自然と手放すことができます。

そして、必要だと感じたことを「どのように大切にしたいか」ということを考えるができるようになります。

 

世界は私たちには抗えない大きな流れがあり、私たちはその流れの中に常に身をおいて生きています。

そして私たちがこの手にとって本当に大切にできることは僅かです。

持てる時間にも限りがあります。

その限りがある中でヨガを通し、今手の中にあることが本当に大切か確かめながら

温めながら心穏やかに過ごしましょう。

 

 

 

 

 

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ヨガをはじめようと思ったきっかけは出産後のダイエットでした。 痩せたい!その一心ではじめたヨガでしたが、ヨガの世界の考え方、生き方に影響を受け、より幸せに より自分らしく生きることができるようになりました。 この幸せをたくさんの方とシェアしたいと思い、キッズヨガ・マタニティヨガ・ロコモヨガなど、ヨガを広める活動を中心に行っています。
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