この特集では、1つのアサナを取り上げ、その特徴と、そのアサナへ向うまでのステップやプロップスを使用した例、そして、誘導や解説方法をご紹介します。
【特集 Ver.3】は、「サーランバ・シールシャ・アーサナ」
全4回で、軽減法やポイントまでご紹介していきます。
【第4回目】「筋肉と柔軟、そしてインストラクション」

1回目 ” ジャバ効果 ” については、コチラ。
2回目 ” 壁を使って行う方法 ” は、コチラ。
3回目 ” 壁が無い状態で行う方法 ” は、コチラ。
4回目は、からだを慣れさせるための、筋肉と柔軟を考えながら準備へのオススメポーズをみていきます。
準備へのオススメポーズ
サーランバ・シールシャ・アーサナ(ヘッドスタンド)を行う前に、まず、スーリャ・ナマスカーラ(太陽礼拝)などで十分に身体を温めましょう。
ウッティタ・トリコーナ・アーサナ
ウッティタ・トリコーナ・アーサナは「ハムストリングス」をストレッチします。
また、サーランバ・シールシャ・アーサナを行うための、必要な首の筋力を手に入れるのに役立ちます。
プラサーリタ・パードッターナ・アーサナ(立位の開脚前屈)
プラサーリタ・パードッターナ・アーサナは「大臀筋」と「ハムストリング」をストレッチします。
完成形に移行するときに必要な、前屈を深めるのに役立つと共に、胸と頭の位置が上下逆になった逆転の状態に身体を慣れさせることが出来ます。

シャシャンカ・アーサナ(ウサギのポーズ)
両手を背中の後ろで組む前に、顔の横に手を下ろした状態で首の筋肉を十分にほぐします。
首の筋肉を整え、強くすると共に、プラサーリタ・パードッターナ・アーサナ同様、逆転の状態に身体を慣れさせるのに役立ちます。慣れたら両手を背中の後ろで組み、胸を開く感覚を身につけていきます。

準備ができたら、実際の動きと合わせて復習してみましょう。
ポイント
1.慣れるまでは必ず壁を使う。
2.頭頂部を正確にマットに下ろし、肘は肩幅以上に広げない。
3.完成形ではかかとの内側を天井に向かって押し出す。
解説にご協力頂きましたのは、リラヨガ・インスティテュート、スタジオディレクターの乳井真介氏
素敵な文章と、分かりやすい解説を、ありがとうございました。
リラヨガ・インスティテュート
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