2015年11月7日
romi
ヨガをするようになって、以前より怒りっぽくなくなったり、自分の怒りを観察して、感情を少しだけコントロールできるようになったり、
少しずつですが、心の安定を保てるようになった気がします。
でも、恥ずかしながら、堪忍袋の緒が切れてカッとなることもしばしば。
これは、とにかく単純な作業を繰り返すことで瞑想状態にもっていく方法。
憤慨している時は頭を空っぽにすることが難しく、
瞑想や片鼻呼吸等で自律神経を整えようとしても、
何らかの嫌な思いが浮かび上がってきてうまく集中できないことがあると思います。
そこで、激昂してるなと分かっても、
その波を抑えきれない時に是非試して頂きたいのが『風呂掃除瞑想』です。
洗い場に水を流し、重曹をふりかけ、ひらすらゴシゴシします。
憑りつかれたかのごとく、一心不乱で磨きます。
最初は心の中のモヤモヤした怒りが手にまで伝わって力任せにタワシを動かしますが、次第に意識が掃除へと集中して、手の動きと合せて聞こえてくるザッザッという音が雑音ではなくBGMに変わり、しつこい水垢が落ちてキレイになっていくことに喜びを感じ始めます。
怒りによって浅く早くなっていた呼吸も、
この頃には深くゆったりとなり、
最後は汚れと一緒に心の垢も流し、
掃除でかいた汗も流して、
心も体もお風呂場もスッキリ。
怒りという感情だけでなく、
整理しきれない思いの数々や不安を一旦真っ白にしたい時、
お風呂掃除以外にも自分に合った単純作業を見付けて、
是非!「作業瞑想」にチャレンジしてみてくださいね。