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mikaku

2019年3月30日

小笠原 文

シンプルな味覚は意外と真をついているというお話

「衣・食・住」とあるように、
わたしたちは生きていく上で「食」は必須だということは言うまでもありません。

食事を楽しむためには「味覚」が大きな役割を果たしてくれますが、
「もし味覚が無かったら、、、」
と考えたときに、とてもシンプルな答えが出ました。

〈食べられるかどうか判断できない〉
ということです。
もちろん、味が分からなければ食の楽しみも無くなります。

そんなことは当たり前だと思われると思いますが、
当たり前すぎることこそ、
改めて突き詰めてみると、意外とおもしろい発見
があったりします。

そもそも生きるためには、栄養となるものを摂取しなければいけませんが、
ここがまず、おもしろいポイントだと思いました。

なぜなら、
〈人は生きる上で、細胞の生成や体内の機能を動かすための栄養を自分の中だけではつくることができず、外から何かしらを取り入れる必要がある。〉
ということをしながら生きている存在、だということに改めて気づくからです。

では、その栄養摂取のために必要なカルシウムだったりマグネシウムだったり、食物繊維だったり、、、
そのままのものを直接取り入れれば一番簡単だと思いませんか?

たとえば鉄分をいち早く体内へ入れたかったら、直接“鉄”の塊を食べた方が早いと思いませんか?

でも人間は、鉄をそのまま食べません。
食べ物ではないし、
からだによくない影響を及ぼす可能性があるからです。
(ここではサプリメント等のことは省いています)

 

味覚の必要性

栄養というものはたいてい植物や果実などに含まれているため、
その食材を摂取する必要があります。

ここで大事なのは、
〈からだに害があるかどうかを判断する〉ことです。

どうやって安全なものだと判断しているかというと、
それが「味覚」です。

(・・・ここまで本当にあたりまえのことしか書いていませんが、
人間という存在はこうした“あたりまえ”という地球でのルールに従って存在していると思うと、とても興味深い生き物だなと感じます。)

 

話を戻しますが、
キーポイントは〈自分にとって必要か、そうでないか〉

『世間的には健康によいとされている食材であっても、それが自分に合うとは限らない』

ということです。
これが念頭にあるかないかで、
食事を通してよりよいからだやエネルギーがつくられるかどうかが、全く異なってくると思います。

それは食物アレルギーがある人とない人とで必要な食材が変わることと同じように、
ひとりひとりの体質、体格、体を構築するための必要な栄養配分などは微妙に違うため、体が何を欲しているかによっても味覚は変わるといいます。
体調を崩しているときにそれはよくわかりますね。

好きな食べ物ではなく、「今どうしてもこれが食べたい」と感じるものを食すまで、
何を食べても違和感を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

これは単に好き嫌いの問題ではなくて、
“必要か、そうでないか”
という自分に素直になった結果、シンプルにそう感じるのだと思います。

 

健康なからだづくりはとてもシンプル

自分のからだの声を聞くことが素直にできていれば、その人にとっての十分に健康なからだはつくられます。

自分に何が足りないのかを知ること。
反対に、足りていることを知ること。


それはからだやこころがいつも教えてくれているので、感覚を信じることが大切です。
そして周りに流されないこと。
試してみて合わないと感じたら、それは今の自分にとって必要のないものかもしれません。

その声を聞くのは、簡単そうで簡単ではないと思いますが、
だからこそ、自分の本当の声を聞けるようにヨガを積み重ねていくことは、とてもいいことだと思っています。

こころやからだの求めるものを素直に受け入れながら、
健康というすばらしい状態を維持し、生きていることを意味あるものにしていきたいですね。

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小笠原 文
バンデヨガ・インテグレーション(養成講座)における音のヨガの専門講座『Sound for Yoga(SYC)』創設、講師を務める。 ハタヨガに、音の波動・振動を肌で感じる新しいスタイルのシンギングボウルヨガを主に活動中。ヒーリングや医療分野でも期待されている音の効果を取り入れ、より自然治癒力を促すことを目的とする。 . 全米ヨガアライアンス(RYT200)修了、 バンデヨガ・インテグレーション(VYI200)修了、 各種専門講座修了、 シンギングボウルサウンドヒーラー、 yogamusic CD解説ライター .

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