2020年6月29日
tomo
髪の毛のボリュームがへってきた気がする…
白髪が目立ってきたかも…
ここ最近の会話で、そんな話題が続いたこともあって
きょうは髪の毛のお話。
漢方で考える「髪」とは
~髪は「腎の華」~
五臓(肝・心・脾・肺・腎)のなかの腎が “髪の状態を管理している” といわれ
腎の働きが弱いと、抜け毛や白髪などが生じやすくなります。
この腎は老化にも関係しているため
腎の強化は、アンチエイジングにもつながります♪
~髪は「血の余り」~
髪は “全身をめぐる血液の余ったものからなっている” と考えられています。
女性の髪のパサつきは、血液不足も大きな原因。
生理中はとくに髪の毛のパサつく…という方は、まさに血の不足が原因かもしれません。
~番外編~ 産後の髪トラブル
出産は生殖をつかさどる腎のエネルギーをたくさん使うもの。
加えて、大量の血液がからだの外に出ていきます。
産後の抜け毛、髪のパサつきや白髪も、腎の弱りや血液の不足からきていると考えます。
つまり、、
腎を強化する&血を補うことは産後のケアにも最適!ということですね。
髪の毛のケアに適した食べものとは
~腎を強化する~
クコの実、くるみ、長いも、海藻、えび、うなぎ、黒ゴマ、ニラ、ぶどう
→ 木の実や粘り気のある食材、黒い色の食材には腎を補う作用があります。
~血を補う~
なつめ、クコの実、松の実、黒豆、黒ゴマ、レバー、ホウレンソウ、ニンジン、ぶどう
→ 赤や黒の食材は血液をつくってくれます。
わたし自身、特に生理の前後には、間食としてクコの実やレーズンなどをとりいれるように意識していますが
最近髪の毛に元気がないな~と感じた時には赤色や黒色の食べ物をたべてみる。
これなら気軽に始められそうですね◎
いつもの生活に漢方をちょっと足して、ご機嫌な毎日を過ごしましょう♪