2021年2月27日
saya
私はまだまだ座ってゆっくり行う瞑想がそこまで得意ではありません。
そして忙しい朝になかなか行う時間も取れず。
そんな中、先生のお話などを聞き最近考えたことが〈好きなこと〉と〈瞑想〉についてでした。
⚪︎好きなことと集中
私は踊ることが好きです。
そして好きだからこそ、そのことに関しての悩みは絶えません。
悩んで、悩んで。
迷走して、むしゃくしゃして、嫌になって。
日常茶飯事なそんな感覚。
いきていく中で、そういう悩み、うまくいかないことってあると思います。
でも結局、それを解決できるのは同じ踊ることだけなんです。
無我夢中で、全力でできることをやる。
失敗したっていいから、全集中でその時間を過ごす。
たった3分とか、そんな短い時間だったりしますが、
その集中していた時間が終わった瞬間、すごくすっきりした気持ちになるんです。
この感覚をよくよく考えてみると、日常の中の他の時間でも当てはまることがあります。
私の場合、車を運転した後や、編み物や細かい作業をした後、音楽を聴いたり大きな声で歌ったりした後など。
どれも、自分の好きなことで、尚且つすごく集中できることです。
その集中状態が解けた後って、その前に悩んでいたこととかがどうでも良く思えたり、頭の中がクリアになっていたりします。
作業の効率が上がったりと、結構良いことが続きました。
多分、この集中している状態、
自分の好きなものだからこそ続く、強い集中状態が、
瞑想と同じような働きをしているんでしょう。
だから目の前が開けたような状態になるんだ!と、
そして、視界が明るくなる!
そんな状態です。
⚪︎集中瞑想
瞑想方法の中でも、集中瞑想というのがあります。
ろうそくの火、その1点に集中するというものだったり、
自分の体の1点に集中するものだったり、
と、特定のものに集中して行う瞑想です。
好きなことをする時は、いざ座って、「瞑想するぞ!」と意気込んでやるわけではありませんが、
結果的に特定のものに集中をしています。
そしてその結果、
自分にとって、その人にとって前向きな何かを得ています。
これって心にとってもいいことですよね。
私は、なんどもそんな時間に救われてきました。
なんでもいいと思います。
自分が好きなこと、
コーヒーをゆっくり入れる時間、
ご飯を作る時間、
歌を思いっきり歌う時間、
車の運転、
音楽を聞いている時間、
本を読む時間、
ピアノを弾く時間。
そういう自分が好きなことを見つけておく。
そして分かっておく。
きっとそれが、いざという時の自分の支えになるかもしれません。
忙しい日々、時間がない時にこそ、
3分でもそういう時間を持ってみると、すっきりした自分に還れるかもしれません。