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lemonade

2021年9月7日

saya

レモネード

 

とある海外ドラマの中でのセリフ、
「どんなに酸っぱいレモンでも、レモネードをつくることができる」
この言葉が忘れられません。
この酸っぱいレモンは、落ち込んだり、つまづいたりと、
人生が差し出した辛い経験を例えたもののこと。
それを、甘いレモネードに変えることができるという意味の言葉です。

 

⚪︎レモネードへ

ドラマの中では、ある夫婦に3つ子が生まれる予定でしたが、3人目は死産してしまいます。
その父親に対して、医師が言った言葉が、このレモネードの例えでした。
その医師も、初めのお子さんをお産でなくしていました。
それが、医師が産婦人科医という職を選んだ理由であり、それから50年間数えきれないほどの赤ちゃんの誕生に立ちあってきました。
その医師は言います。

「こう考えたいんだ、あの子を亡くしたことで、他の大勢を助ける道に私は導かれたんだと。」

そして、父親に対して

「また、こう考えたいんだ。君も年老いた時に自分の経験を若者に語るだろうと。人生が差し出した酸っぱいレモンをレモネードに変えた経験を。

と、伝えるのです。

このあと父親は、3人目の死産という酸っぱいレモンを使って、出産と同じ日に捨てられて病院に運ばれた赤ちゃんを養子にし、予定通り3人の子供を病院から連れ帰るというレモネードを作りました。
そして、子供達も父親が言ってたよね!と「どんな酸っぱいレモンでも、レモネードを作ることができるって!」と言っています。

 

⚪︎酸っぱいレモンから

長い人生の道を歩いていく中、辛いことはいろいろと起こってきます。
この言葉を知ってから過去のことを思い返すと、私の中でも気がついたら甘いレモネードになっていたことってたくさんありました。
それに自分が気がつけるかどうかってことが大事なんだなと感じます。
だって、気がつけた時に「人生って悪くない」ってなんだか思ってしまったから。
だからこそ、今笑っていられる自分につながったのだから。
知らない間に飲んでいた、その甘いレモネードの存在に気がつきました。

 

きっとこれから先も、酸っぱいレモンは急に手の中に落ちてくるでしょう。
けど、それを甘いレモネードに変えられることを知っていれば、乗り越えて行けることも増えていくはず。
時間がかかってもいいから、それを甘いレモネードに変えればいい。
何年か後にでも、そうしてよかったなって感じられたら万々歳ですね。

また、酸っぱいレモンが来た時が、この先のもっと素敵な自分へステップアップしていくチャンスなのかもしれない!

 

酸っぱいレモンを甘いレモネードへ。
どうレモネードを作っていくかは自分次第です。
たっぷりの砂糖が入った、とろけるほど美味しいレモネードになるかもしれない!

きっとこの先一生忘れない、私の大事な言葉です。

 

 

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saya

saya

息をして、体を動かし、伸びていく。その気持ち良さに触れたことが、ヨガを始めたきっかけです。ヨガを通して笑顔になれる日々を届けていける、そんなクラスを目指しています。毎日を少しらくに、楽しく過ごせる、そんな過ごし方も伝えていきたいと日々勉強中です。

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