2016年12月5日
伊藤香奈
ヨガを始め、ヨガの良さを実感していくと、
「これを誰かに伝えたい。」、「ヨガを通して誰かの役に立つ仕事が、できるかもしれない。」と思いだし、
ヨガインストラクターの仕事に憧れる人も多いのではないでしょうか。
ヨガインストラクターは、個人事業主。
会社でいう「社長」になり、「自分」という商品を売っていくのと、同じことです。
ヨガインストラクターになると、
こんなこともしなきゃいけない!
こんな知識も必要になる?!
ヨガインストラクターの、裏の一面を、ちょっぴりご紹介したいと思います。
◆ヨガインストラクターは、「なんでも屋さん」になること
会社となれば、営業部、経理部、デザイン部など、沢山の部署があり、1つの商品を売っていきますが、
自分が社長となり、自分という商品を売っていくとなれば、その仕事は、全部自分でやらなければならない!となります。
【PR】集客したり、チラシや名刺を作ったり。Facebookやウェブサイト、ブログの告知力も必要!
【インターネットの知識】ウェブサイトの立ち上げ、運営などなど
【企画】自分らしいレッスンって? お客様が楽しめるレッスンとは?
【接客】お客様の心を開くトーク。次回のレッスンにも来てもらえるような勧誘
【セールストーク】自分という商品を、知ってもらい、ファンになってもらうには?!人の心をつかむ営業トーク
【新規開拓】スタジオだけでなく、カフェやビーチなど、レッスンの場を開拓してくことも
【経理】広告費にいくらつかうか、ウェブサイトの運営費用、年末の確定申告等、面倒な計算もたくさん
【交渉】交通費が出るか、契約更新時の給料交渉等、マネージャーのお仕事も
【カメラマン】告知用の写真はたくさん必要。どこに出かけても、常にネタを探してしまうのは、職業病かも
などなど・・・!! たくさん、たくさん。
会社にある各部署の仕事を、全部じぶんでやるとなったら、本当に大変なんです!
今までの経験は、すべて役に立つ!
ヨガを伝えたい、という自分のやりたいことを体現していくには、
ちょっと不得意だったり、嫌いだったり、でもやらなければなないこと、もあります。
それは、ヨガインストラクターに限らず、事務職でも、デザイン職でも、営業でも、今あなたが携わっている仕事も、同じですよね。
もし、「今の仕事はつまらない。インストラクターに転職したい!」、と思っている方がいたら、ぜひお勧めしたいのは、
今の仕事を、辞めるその瞬間まで頑張ること
です。
経理でも、営業でも、接客でも、バリスタでも。とにかくなんでも、です。
どんなスキルでも、その経験値は、インストラクターになった時に、自分を助けてくれる味方スキルになるはずです。