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2023年2月23日

みち

身体の中のウォーリアたち~免疫力~

三寒四温で、少し気温が上がってきたと思えば、

また気温が下がり、油断して、

身体が冷えてしまうような季節です。

寒いと風邪などもかかりやすいですが、

私はもう20年以上、風邪にかかっていなくて

インフルエンザにもなったことがないので

免疫力が強いのだと思っています。

 

感染症にかかるときの3つの条件があります。

1.ウイルスや菌の発生

2.身体に侵入する環境

3.侵入した時、防ぎきれない免疫力の低下

この3つが揃ってはじめて発症します。

たとえウイルスなどが身体に侵入してしまったとしても

3つ目の免疫力がしっかりしていれば

防げるということですね!

 

免疫力って何?

 

字のとおり、病気を免れる力のことです。

風邪などのウイルスや病原菌などの

身体にとって良くない異物が侵入してきたとき、

防御し、攻撃してくれて、身体を守ってくれています。

体内で発生したがん細胞などにも対応します。

 

身体の中で闘う、まさに小さなウォーリアです。

免疫力というのは、ひとつの力ではなく、

免疫システムとして働く力です。

なので、ウォーリアたち!です。

ひとつは小さく細胞レベル。

免疫細胞たちがたくさんいて

協力して力を発揮しています。

そして、いろんな種類の免疫細胞がいます。

 

免疫システムは2種類あって

「自然免疫」と「獲得免疫」があります。

 

自然免疫のウォーリアたち

 

自然免疫は身体に異物が入って来たとき、

最初に働きます。人の細胞にはない特徴を持っている物質を

異物だと見分けて、攻撃してくれます。

ちゃんと見分けるなんて、すごい能力です。

血液の白血球にいろんなの免疫細胞がいますが

その中の「好中球」が

最初の働きを多く担っています。

攻撃方法は貪食!

 

「マクロファージ(単球)」や「樹状細胞」なども

異物を貪食して消化し取り込みます。

食べて消化するみたいです。

小さな細胞の中でも、一連の流れと

世界が感じられますね。

そして、マクロファージや樹状細胞は

取り込んだ一部を抗原として

他の免疫細胞に知らせる役割もしています。

ネットワークと連絡が

しっかりしていてビックリです。

 

自然免疫には、他にも

がん細胞や感染してしまった細胞を

攻撃する「NK細胞」などがあります。

 

獲得免疫のウォーリアたち

 

獲得免疫は自然免疫では攻撃できない小さな異物や

細胞に入り込んでしまった異物を

取り除く働きをしています。

侵入してきた異物の特徴をさらに

細かく見分ける力を持っています。

また、その異物を記憶できる能力もあります。

 

「ヘルパーT細胞」はマクロファージや樹状細胞から

伝えられた抗原の情報をもとに

戦略を組み立て、他の免疫細胞に指令を出します。

小さな細胞が、作戦をたて、リーダーシップを

とり、みんなで協力していくなんて

なんだか感動してしまいます。

 

「キラーT細胞」は

ウイルスに感染してしまった細胞や

細部の異物まで攻撃してくれる精鋭部隊。

もちろん、自然免疫たちとの

連携があってこそ、キラーTも活躍できます。

 

「B細胞」はヘルパーT細胞の指令を受け

抗体を作り、異物を取り除きます。

そのとき、記憶をしておくので

2度目に同じ異物が侵入してきたら

素早く抗体を作りだし、対処してくれます。

この記憶力のおかげで、抗体をすぐ作れるので

同じウイルスや菌にすぐ打ち勝つことが出来る。

私が子供の頃、かかった風邪ウイルスなども

記憶されているから、

もう今は発症しないのですね。

ウォーリアたちの記憶力と抗体に感謝!

 

たくさんのウォーリアたちの活躍と

素晴らしい連携の勝利で

身体は守られています!

ぜひ、そのウォーリアたちに心を向け

愛をおくりましょう!

 

ということで、、

次回はウォーリアたち・免疫力の活躍しやすい

環境作り、愛のおくり方を

お伝えしますね!

 

 

 

 

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みち
さまざまな生活、学び 心と身体にすべて繋がり、 皆様の健康としあわせに寄り添います。 より良い人生へと繋がっていきましょう! ヨガ・ピラティスインストラクターフィットネスインストラクター 健康リズムカウンセラー 疲労回復インストラクター 整体ケアセラピスト

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