2018年9月28日
TAKA
抗重力筋は普通の生活を送っているだけでも常に働いていると(重力とからだ 1)でお伝えしましたが、、
残念ながらその力は加齢と共に衰えていきます。
そして体についた脂肪が垂れ下がるのも重力の影響です。
顔のたるみ
お顔の「たるみ」は、加齢によってコラーゲンの減少し皮膚の弾力が弱まることと、
弱まった状態の皮膚が重力で下に引っ張られることによって起こります。
保湿などのお手入れと共に、表情筋のトレーニングを取り入れましょう。
顔の筋肉を可動域いっぱいに動かすストレッチを取り入れて、ほぐすようにケアする事が効果的です。
体のたるみ
体についてはどうでしょう。
お尻と腿の境目がなくなってきた、膝の上にお肉が乗っているような気がする・・・というのも
筋力の低下と重力の影響による「たるみ」です。
外出機会が減り日中は座って過ごす時間が増えている高齢の方や、座り仕事が中心で歩く機会が少ない方などは、
下半身の抗重力筋が退化し、姿勢やボディーラインが崩れてきます。
予防のためには適度な運動をすることが大切です。
立ちっぱなし・座りっぱなしの仕事や、いわゆるスマホ姿勢など、同じ姿勢のまま過ごすことはありませんか?
このような場合は、ストレッチなどを取り入れて緊張を積極的にほぐす必要があります。
時々鏡に逆さまの顔を映し、重力の存在を再確認しながらトレーニングしてみてはいかがでしょう。