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dogcat

2016年9月15日

小笠原 文

“犬”と“猫”のチャクラ&人との関わり

人には主要なチャクラが7つあります。
チャクラとは、わたしたちの身体に存在しているエネルギーの渦のこと。
それぞれの特性や意味するものも違い、精神だけでなく肉体とも密接な関係にある大切なものです。
『チャクラ=肉体』という認識のもと、エネルギーを活性させる目的でヨガやヒーリングを取り入れる方も多いのではないでしょうか。

 

ところで、人間だけでなく“動物”にもチャクラがあるのか、疑問に思ったことはありますか?
ここではわたしたちの生活の中で最も接することの多い『犬』と『猫』についてみてみたいと思います。

ペットとして一緒に生活を送っているこの動物たちは、違う特性があり接し方も全く違いますね。
・警察犬や盲導犬・狩猟犬など、人の助けとなる働きをしてくれる“犬”。
・普段はオスマシしているけど、ゴロゴロと寄り添い膝の上で眠る“猫”。
「飼い主に似る」と言われるようにお互いに通じ合うものがあるのは、きっと言葉ではない何か感覚のようなもので会話をし、繋がっているのでしょう。

動物にも『チャクラ』はあります。
わたしたちと同じ “肉体” と “エネルギー体” で存在しています。

 

■いつから人と共に生活していたの?

*犬

なんと、約15000年も前、人が文明を築く前から犬とは付き合いが始まっていたそうです。
日本では旧石器時代に人間と暮らしていたという記録が残っています。
狩りのパートナーとして壁画にもその姿が残されているようですよ。

また、人間と同じように丁寧に埋葬された痕跡や、家主と思われる人間の骨と一緒に犬の骨も埋められていたとの発見から、生活のパートナーとしても大切な存在だったことがわかります。

飢餓の時代では犬を食物としていたときもあるようです。それは犬側からも同じく、食うか食われるかの時代だったとか。
しかし平安時代には“ペット”という認識が確立されていたようで、書物『枕草子』にも「飼い犬」のお話しがでてくるほど生活に浸透していました。

犬はハートチャクラが特に発達しているそうです。
人の表情や態度から読み取るのはもちろんですが、言葉にしない気持ちまでもくみとり、どんなときも側で寄り添ってくれる存在でいてくれるのはそのためですね。
時には兄弟の役となって一緒に遊んだり、優しい母親代わりになったりと、相手の状況に合わせてくれるのも、本来備わっているハートチャクラが大きく開いているため、思いやりの接し方ができるのだそうです。
ひと(飼い主)を全力で守る行動は、犬にとって自然なことなのです。

古代犬

 

*猫

猫が人と暮らし始めたのは約4000年前のエジプト地方です。
ネズミを追い払うために共に生活し始めたと言われています。

当時は、太陽を神として祀っていました。
そんな時代の猫を見てエジプト人は、小さな明かりでも光る猫の瞳の中に「太陽神ラーが宿っている」と受け取ったそうです。
さらに、猫の瞳孔の細長い形を「月の満ち欠け」と見立てたともあります。

このことから “太陽のように光る目” と “月の満ちかけのような三日月形の瞳孔” をもつ猫に対しての見方が変わり、猫の内に太陽神ラーの化身がいると信じられ祀られるようになったとの言い伝えもあります。
猫はクラウンチャクラが特に発達しています。
落ち着きがあり、凛とした姿。すべてを見据えているかのような風貌も、古代エジプト人は神のように見えたのかもしれませんね。

猫はよく何もない方向を目で追いかけたり、何かの気配を感じているかのような行動をとります。
直観がすぐれ、霊的なことに敏感です。
人が集中して何かをしているときにかぎって邪魔してくる行動も、その辺と関係があるようです。
嬉しいときにゴロゴロと鳴らす喉の音は、人を癒す周波数を発しているとか。

エジプト猫

 

■犬と猫のチャクラの箇所

犬と猫は同じ箇所にあります。

○第1チャクラ (背骨の尾の近く)
とても重要なチャクラで、グラウンディング力を養います。動物も地に足を付けることで安定するそうです。
感情と繋がっているため、しっぽに表れます。
しっぽの付け根をやさしく触ってあげると落ち着くみたいですよ。

○第2チャクラ (背骨の中央よりやや後方)
このチャクラは背柱を流れています。
根源的な生命力に関与して頭頂のチャクラとつながっています。不安な感情や精神状態のエネルギーはここを優しく触ることで開放されるそうです。

○第3チャクラ (背骨の中央)
このチャクラはストレスなども含めて、簡単にバランスを失います。動物達の感情状態や消火器系統に関与しています。

○第4チャクラ (前足の間の胸の中央・胸部)
悲しい体験や、ストレスを受けたり虐待にあった子はこのチャクラが閉じています。
人と同じく愛情に関わること・思いやり・信頼などに働きかけるところだそうです。

○第5チャクラ (喉・下あご、あるいは首の後ろ)
ここを強く抑えるのはやめましょう。
このチャクラを優しくなでることで、からだ・こころ・魂に影響するマイナスのエネルギーを防ぐそうです。

○第6チャクラ (眉間)
ここをなでると理解力が深まり、何かが起きたときに意思を共有できるようになると言われています。

○第7チャクラ (頭頂)
生命力・魂のエネルギーなどに関連してるそうです。

○上腕チャクラあるいはキーチャクラ (前足と両肩周辺)
このチャクラは動物のチャクラの全てに直結するそうで、動物と人との絆に関るとても大切なチャクラです。
ここをヒーリングすることで動物に本質的なレベルでの精神的平穏を与えることが出来ると言われています。

猫チャクラ

 

犬も猫も、喉のチャクラはとても弱いです。
動物は人間のように多くの単語は話さない代わりに、他のチャクラが発達しているんですね。

動物と触れ合うと心が癒されるのは、「オキシトシン」という「愛情ホルモン」が分泌され、幸せな気分になります。

オキシトシンは体温を上昇させ、免疫力がアップします。
さらに満腹感も促す作用があり、過食も予防してくれるそうです。

 

ヒトも動物も姿は違うけれど、吸う息・吐く息をやさしく繰り返して、地球の上で生きています。
その誰もが、足の裏は大地と接していて同じくエネルギーを吸い上げています。
魂があるということは、エネルギー体であり、チャクラもあります。

言語の少ない動物たち。わたしたちが思っている以上にこころの奥を読まれているのかもしれませんね。
何も隠す必要のない、そのままの想いを受け止めてくれる尊い癒し。ちいさなからだのおおきな存在です。

 

 

 

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小笠原 文
【音のヨガ専門講座:https://vende-school.jp/course/unitup_syc/】ハタヨガに音をプラスした、新しいスタイルの「シンギングボウルヨガ」を主に活動中。からだの状態や年齢にかかわらず、幅広い方にもヨガと音楽療法の相乗効果をお楽しみいただけます。 *バンデヨガ・インテグレーション(養成講座)における音のヨガの専門講座『Sound for Yoga(SYC)』創設、講師を務める。 *全米ヨガアライアンス(RYT200)修了、 バンデヨガ・インテグレーション(VYI200)修了、 各種専門講座修了、 シンギングボウルサウンドヒーラー、 yogamusic CD解説ライター .

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