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2020年9月21日

Azusa

自分らしい「アヒムサ」を見つけよう

○「アヒムサ」という言葉をご存知ですか?

ヨガの雑誌やスタジオへいくとよく見聞きすることがあるか思います。

「アヒムサ」とは、「非暴力」を意味する言葉で

ヨガの聖典の中で、日常の中でやった方がいいよ!

とおすすめされていることの一つです。

 

「そんな当たり前なことをわざわざ・・・」

と思われるかと思いますが、実はとっても奥深い!

ぜひ、この機会に考えてみましょう!

 

 

○「暴力」とは

「非暴力」を考える前に

まずは「暴力」について考えてみましょう。

「暴力」と聞いてどんなことが思い浮かびますか?

 

乱暴な行為 無法な腕力 言葉や行動の抑制・・・

無関心 無視も一つの暴力といえるでしょう。

おそらく、この問いに対しての答えは、星の数ほどあるでしょう。

それほどまでに、私たちのすぐそばにたくさん存在している

のです。

 

このように、私たちの周囲に無数にある暴力に対して

「すべて行わない」ことがアヒムサとなります。

 

こう考えるととっても奥深い言葉ですね。

では、私たちは具体的にどんなアヒムサができるでしょうか?

 

個人的にですが、日常でよく思うアヒムサをご紹介します。

ごくごく一部の例ですが、参考までにご紹介致しますね。

 

 

○セルフメンテナンスをする

人間ですから、不調な時もあります。

だるい 眠い 冷える 肌が荒れる など

そんな自分の体からのメッセージに耳を傾けましょう。

「まだなんとかなる!」と無視することはやめて、

「今の私はこうなんだ」と受け入れます。

 

その上で睡眠をとったり、マッサージをしたり

食事を変えてみたり

自分にあった方法で自分を整えましょう。

 

これはアーサナの中でも実践できることです。

今日の体調や心の具合をよく観察してから

今日はどこまでできるか

何をしたいか

自分によく問いかけながら取り組むことで

自分へのアヒムサをすることができます。

 

自分自身を大切にできるのは自分しかいませんものね。

 

 

○手に余る感情に風を通す

人は時に負の感情を持つことがあります。

嫉妬 怒り 悲しみ・・・

それらを自分が持て余していたら、

その感情を自分や相手にぶつける前に

自分の手元で、その気持ちに風を通してみましょう。

熱々・もやもやした心が冷めてゆきます。

 

そっと空気を通すだけでいいのです。

本当にあなたに必要のない感情なら

自然と穏やかになることでしょう。

 

 

○人に対して適度な距離を持つ

人と人の距離が近すぎると人は同調を求めます。

同調・調和はとても素敵なことです。

けれど、それによって人は傷ついてたり

逆に、相手を傷つけたりすることもあります。

 

「あの人はこうだ」

「この会社はこうだ」

と相手をジャッジはやめておきましょう。

適度に距離をとり、そこから物事を見て考え、

手や言葉を相手に対してかけてみましょう。

大切なのはお互いにとってのより幸せになるチョイスを

見つけることです。

 

 

○あなたにとってのベストなアヒムサを

いかがでしたでしょうか?

「アヒムサ」はできそうでしょうか?

暴力が数限りなくあるように、

アヒムサもたくさん存在します。

みんなが思うアヒムサとあなたの思うアヒムサは、違うかもしれません。

ですが、アヒムサを常に思って過ごせば、

必ずや、自分にも相手のもそのアヒムサの思いは通じると思います。

 

あなたにとって思うアヒムサ

是非に見つけて、実践してみてくださいね。

皆さんの日常がアヒムサでありますように

お祈りしております。

 

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ヨガをはじめようと思ったきっかけは出産後のダイエットでした。 痩せたい!その一心ではじめたヨガでしたが、ヨガの世界の考え方、生き方に影響を受け、より幸せに より自分らしく生きることができるようになりました。 この幸せをたくさんの方とシェアしたいと思い、キッズヨガ・マタニティヨガ・ロコモヨガなど、ヨガを広める活動を中心に行っています。
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