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2015年8月19日

yogakko編集部

インストラクション・アサナ【特集 Ver.3】~ 第3回目 ~

この特集では、1つのアサナを取り上げ、その特徴と、そのアサナへ向うまでのステップやプロップスを使用した例、そして、誘導や解説方法をご紹介します。

【特集 Ver.3】は、「サーランバ・シールシャ・アーサナ
全4回で、軽減法やポイントまでご紹介していきます。
【第3回目】「逆転のアーサナの ” 壁が無い状態で行う方法 ” 」

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前回の、” 壁を使って行う方法 ”は、コチラ
前回の、” 壁を使って行う方法 ”に十分慣れたら、壁なしで上がる方法を試していきます。
しかし、今回の方法も、慣れるまでは背中側が壁のすぐ側に来る位置で行って下さい。

大切なのは、土台から

前回と同じ要領で、正座の状態から正確に頭頂部を下ろし、両手で後頭部を包み込みます。
両肘は肩幅以上に広がらないよう注意してください。
腰を持ち上げ、足を顔のほうに歩かせながら、耳、肩の中心、腰の中心が一直線上のラインに並ぶようにします。
このときみぞおちの辺りを膝のほうに押し出すことで胸の前を十分に開放しておくことを忘れないようにしてください。

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足を上げてみよう

腰が肩の上まで来たら、片足を天井に向かって押し上げます。
この時、押し上げた足のかかとの内側を特にしっかりと押し出して下さい。さらに押し上げた足の脛に、下りている足の脛を引き寄せるようにして、下りている足を引き上げていきます。
この上がり方が一番負荷の少ない上がり方ですが、慣れてきたら両足を同時に引き上げても構いません。
・頭頂部と前腕全体に均等に重心が乗っている事。
・両足裏のうちかかとを天井に向かって押し上げていく事。
を意識しましょう。

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呼吸が乱れたり、違和感を感じたら・・・

このポーズは、脳内に多量の血液が流入し、浄化します。
呼吸が乱れたり、頭部や首へ少しでも痛みや違和感

を感じたら、無理をせずにすぐ下りましょう。足を下ろしたらすぐに起き上がらず、チャイルド・ポーズで5呼吸以上姿勢を維持してください。
頭部に流入した血液が全身に戻っていくのを待ちます。

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次回は、「筋肉と柔軟、そしてインストラクション」です。
解説にご協力頂きましたのは、リラヨガ・インスティテュート、スタジオディレクターの乳井真介氏

素敵な文章と、分かりやすい解説を、ありがとうございました。

 

リラヨガ・インスティテュート

詳しくは、コチラ >> http://www.lilayoga.jp/

 

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