2015年1月28日
yogakko編集部
この特集では、1つのアサナを取り上げ、その特徴と、そのアサナへ向うまでのステップやプロップスを使用した例、そして、誘導や解説方法をご紹介します。
全3回で、軽減法やポイントまでご紹介していきます。
これまでの復習!
【第1回目】「このアサナが意味する、神秘 」>>>コチラ
【第2回目】「完成までの準備ポーズ」>>>コチラ
十分に身体が温まり、準備が出来たら土台を築いていきます。
後ろ足の意識が、後ろ足の股関節の内旋をサポート
前足は膝を折り、脛を横に倒してかかとを押し出し、つま先を返します。
後ろ足はアンジャネーヤ・アーサナ同様まっすぐ後方に伸ばし、足の甲の親指の付け根にしっかりと重心を乗せます。
(この後ろ足の意識が後ろ足の股関節の内旋をサポートし、腰部への負荷を軽減してくれます。)
呼吸を深めながら、吸う息と共に胸を引き上げ肩を後方に引き、吐く息と共に尾骨の先端を両腿の間にすくい入れ恥骨を引き上げていきます。下腹部は終始引き締め続けましょう。
焦らず、両手が足の甲に届くまではあごは引き続る。
後ろの脛を立て足の甲にヨガ・ストラップを巻きつけます。
両手でストラップの端をつかんだら、深い呼吸を続けながら、吸う息で胸を引き上げながら、少しずつストラップを手繰っていきます。
また、吐く息と共に尾骨を腿の間にすくい入れ恥骨を引き上げながら、骨盤を後傾させていきます。急がず、深い呼吸を保ち続けるのがポイントです。両手が足の甲に届くまではあごは引き続けましょう。
あごをそらせるのは最後の最後
完成形では両手で後ろ足の甲を持ち、最後の最後であごをそらせます。完成形にはいっても深い呼吸を続けることを忘れずに。少しでも腰に痛みや違和感を感じたらすぐにポーズから戻りましょう。
実際の動きと合わせて復習してみてください。
解説にご協力頂きましたのは、リラヨガ・インスティテュート、スタジオディレクターの乳井真介氏
素敵な文章と、分かりやすい解説を、ありがとうございました。
リラヨガ・インスティテュート
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