2016年8月27日
伊藤香奈
オリンピックに沸いた2016年夏。
勝ち負けに関係なく、戦う彼らが輝いて見えるのは、
「好きなことに人生かけて、頑張っているってかっこいいな」
という彼らの姿だけで、私たちが心動かされるからではないだろうか。
尊敬と、憧れと、ちょっとのうらやましさもあり。
特に女性アスリートでいえば、一般的にいう”女子力を上げる●●”なんて武器がなくても、とっても輝いている。魅力的で、心惹かれる。
かわいいワンピースもなく、お化粧や髪型が整っているわけでもなく。
日々私たちが見せまいと気を使っている、汗臭さや乱れた髪形、崩れた化粧すらも、より心動かすスパイスのようにすら感じる。
つまり、1つのものごとも、見方によっては、マイナスであり、最大のプラスでもある。と教えられているようだ。
その多角的なものの捕らえ方については、また別の機会に深堀りするとして、今日お伝えしたいのは、「好きなことをやっている人は、知っている人は、輝いている」というお話。
Yogakkoの読者でいえば、ヨガが好きな人が多く、自分の好きなことをすでに1つ手にしている方が多いかもしれない。
しかし世の中には、
自分の好きなこと
好きな仕事
好きな人
好きな場所
そして好きな自分。
自分の周りにある、好きに、ちゃんと気づけていない人が、意外に多いのかもしれない。または、好きが見つけられていない人もしかり。
そんな自分に悶々とし、「私ってつまらない人間。趣味もないし、没頭できるものもない」と思ってはないだろうか。
そんな人に言いたい。
大丈夫。
好きって、見つけるのが大変なんだ。
(意外にね)
では、どうやって好きを見つけていくか。
1つは、「嫌いを知る」ということ。
そして、嫌いの枠に入らないものは、すべて「好き」の枠に入れていく。
嫌いじゃない=好き、という定義にしていく。
そうすると。。。自分の周りに「好き」があふれていくことに気づく。
(意外にね)
朝ごはんの味噌汁
Yahooニュースの流し読み
歯磨き
山登り
etc…
何気ないことも、すべて「好き」枠に進出してくる。
そして、もしかしたら気づくかもしれない。
…. 何もないと思っていたけど、たくさんあったな。
…. 探していたけど、目の前にあったな。
…. 。
好きの宝探し。今日はいくつ見つかるだろうか。
そして、その宝を手にしたとき、自分の輝きが少し増しているかもしれない。