2017年3月22日
伊藤香奈
子供に触れ合うと、生きていくための欲求が、とてもわかります。
というか、それしかしていないかも(笑)
三大欲求は、
食欲
睡眠欲(休欲)
性欲(色欲)
と言われますが、
この性欲は、子供のころは特に
「親からの愛情」
と表現できるのではないか、と思います。
実際、子供のころは、
「お父さんのような人と結婚したい! 」という女の子も多いですし、
男の子は、ほぼ全員マザコンと言っていいでしょう。
(これは成長してからも、そうかもしれませんが?!)
そして、子供の頃の感情表現は、とてもストレート。
表情からも読み取れることはもちろん、身体全体でだだをこねたり、怒ってねころんでみたり。
本当に、ココロとカラダがつながっている。
ココロをカラダ全体で表現しています。
その中で、子供が「NO!」という時の、カラダの状態とココロの状態について、考えてみました。
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◆子供の「NO!」から教わる、よい人間関係の気づき。築き。
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ショッピングセンター等でよく見かける、疲れMAXの子供って、どうなっているか想像できますでしょうか?
ー肩が落ちてくる
ー顎が少し前にでて首の後ろを圧迫している、または下を向いている
ー背中を丸める
ー手をだらーんとする
ー歩きが遅くなる
ー顔つきが疲れている
などなど。
そして、何をいっても
「いやだ」
のいってんばり。(笑)
子供が人間本来の欲求を素直に表現しているとすると、
私たち大人が疲れているときも、カラダに同じ現象、またはここまで大きくなくとも
似たような状態が、身体の中で起きてくると思いませんか?
そんな時、ココロの状態はどうでしょうか?
疲れているときは、何を言っても「NO!」です。
思考低下。何も考えたくない、したくない。
感情もネガティブになり、前向きになれない。
などなど。
同僚や、友人、パートナーの状態を、カラダにでているサインをヒントに、見てあげてみてはいかがでしょうか。
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◆子供も大人も同じ。サインを見落とさないで!
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もし、友人やパートナーに大切な話しをしたいと思ったとき。
または、自分がなんとなく疲れてて、やる気がわかないな、、と思ったとき。
子供も大人も、サインは一緒です。
今の相手や自分の状態を、子供を見るかのように観察し、サインに気付き
そして優しさを持って接してあげてみてはいかがでしょうか。
そうしたら、相手が言った「NO!」も、
「なんでNOなのよ!! プンプン!!」 (ケンカ勃発!)
ではなく、
「そうだよね~。なんか疲れているみたいだし、そう考えちゃうよね~」
と、許してあげられる余裕を、自分が持てるかもしれません。
そして、三大欲求を満たしてあげるように、お手伝いしてあげてはいかがでしょうか?
食欲 -- 美味しいものを、一緒に楽しく食べましょう!
性欲 -- 愛情で満たしてあげましょう。ちょっとした優しさをあげるだけでも〇
睡眠浴 -- お休みをできる時間や余裕を持たせてあげましょう!