私たちの日常生活で避けられないものの一つに「ストレス」があります。
多くの人がストレスを悪者扱いし、完全に排除しようとしますが、
実はストレスには意外な一面があります。
ストレスとは何なのか、
その必要性について探ってみましょう。
ストレスはないより多少あるほうがいい
ストレスが全くない状態は、一見理想的に思えるかもしれません。
しかし、適度なストレスは私たちの生活に活力を与え、成長を促す重要な要素なのです。
・
モチベーションの源: 適度なストレスは、目標達成への原動力となります。
・集中力の向上: 軽いプレッシャーは、注意力と集中力を高めます。
・問題解決能力の強化: 困難な状況に直面することで、創造的な解決策を見出す力が養われます。
ストレスは心健康にも不可欠です。
意外かもしれませんが、ストレスは心の健康を維持する上で重要な役割を果たしています。
- 心の筋肉を鍛える(レジリエンス的力)
小さな困難を乗り越えることで、精神的な強さが培われます。
- 自分をもっと知るチャンス
ストレス状況下での自分の反応を知ることで、自己理解が深まります。
- 成長の機会・人生の学び場
困難を克服する過程で、新しいスキルや対処法を学ぶことができます。
・ストレスの正体とは?決して悪者ではない
ストレスは、単なる「悪者」ではありません。
それは私たちの身体と心が環境の変化に適応しようとする自然な反応なのです
。
ストレス反応は、危険から身を守るための進化的メカニズム。
身を守る賢い仕組みです。
適度なストレスは、「フロー状態」を促し、
あなたのパフォーマンスを発揮させます。
いわゆる「やる気スイッチ」になります。
適度なストレスは、人生に刺激と変化をもたらし、単調さを防ぎます。
人生のスパイスになるのではないでしょうか。
ストレスとの付き合い方
ストレスを完全になくすことは不可能であり、また望ましくもありません。
重要なのは、ストレスとの健全な関係を築くことです。
- 適度なチャレンジを受け入れる
やるか否か悩んでいたことを思い切って始めてみる
- 別のストレス解消法を見つける
きれいな景色を見に行く ジムで汗を流す
- ポジティブな視点でストレスを捉え直す
「ま、いいか」「なんとかなる」とつぶやいてみる
いくつかストレスを感じたときの対処法を
持ち合わせておき、すぐに取り出せるようにしておくと良いでしょう。
ストレスを無視しない
ストレスに気づき、観察し、理解することで
適切な対処法に気づけたり、ストレスに負けない丈夫な心が育ちます。
ストレスを感じた時に、自分がどのようなストレスに対して、
どのような反応を起こしたかをノートやスマホにメモしておくのも良いです。
冷静に客観視することができ、
がむしゃらに立ち去ろうとすることなく
うまく対処ができるようになると思います。
ストレスは私たちの人生に不可欠な要素です。
それを敵視するのではなく、成長と自己実現のための味方として活用することで、
より充実した人生を送ることができるでしょう。
ストレスは
「無いと困る」ではありませんが
「あったらいいな」です。
誰にでもあること。
同じストレスを避けられないのであれば
それに負けない、むしろ仲良くなって
毎日を快適に過ごしてくださいね。
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