『夢をかなえるゾウ』
先日、この本を読んで、その面白さに思わず記事を投稿したんですね。
年末年始の帰省のさなか、東京と地元の移動の時間で読み、
この年が変わるタイミングでのこの本の出会い、わたしの2015年完璧や。
と思いました。
だってわたし、ガネーシャの教えを書き込みましたからね。手帳に。
1週間ずつ。本の主人公は1日でクリアしていきますけど、そこはリアルを大事に1週間ずつ。
ってくらい感動したのですが、
これ、2007年の本なんですよね。
今、2015年ということで、8年も前の本について、
恥ずかしげもなく「知りませんでした」とご紹介しました。
いや、もちろん、面白いと思ったのは事実で、
ご紹介したかったから投稿したんですけれども。。
2007年て。
わたし、大学卒業したてやん。
そのとき知ってたら、もっとちゃんとした30歳になってたかもやん。
てかわたし、仮にも広告代理店で仕事しとったやん。
8年も前のこと今持ち出すて!今持ち出すて!
と、思ったわけなんですけども。
でも、モノゴトとの出会いは然るべきときに訪れるものだと思うんですよ。
当時のわたしがこの本を読んでいたとして、
今のように面白いと思えたかは、また違う出会い方になっていたのではないかなと思うわけです。
と、自分を慰めてみたのですが、やっぱ、くやしい。
だから、
全部、読んでやりました。
2と3、大事にとっていた図書カードで買って、
(ちょっと残額足りなくて2は文庫本になったけど)
読みました。
どちらもまた、おもしろい。
2の主人公は1の主人公のスタート時より、ひとつステップをあがっている人だったように思います。
人に対してステップって何?ってのはさておき、
ガネーシャ神や主人公は「成長」という言葉をよく使うので、ステップと表現してみました。
そんな主人公だから、1とは趣向が少し変わって、
ひとつひとつ、はっきりとした課題が言葉としては出てこない。
ストーリーの中に、読者自身が課題をみつけながら、読み進めていくことになります。
2は、1のガネーシャのイケメンぶりに匹敵する、貧乏神のいいオンナ具合がやばい。
「人を愛することを楽しむ」
そして、
「人を喜ばせるのと同じくらい、自分を喜ばせる。」
これは貧乏神、幸子さんの教えですが、、、
ヨガやん。
と、今だからこそ思うわけです。
最新作、3は昨年クリスマスの発売なので、これは堂々と語れるわけですが、
いや、だからこそ語ってはいけないですね。
はい、慎みます。
簡単に概要だけお伝えすると、こちらの主人公は、女性。
お稲荷さんが登場し、商売について、仕事について、恋愛について、結婚について、
葛藤しながら、苦しみを楽しみにかえながら、夢をみつけ、かなえていきます。
ラストはね、
泣きます。
なんでしょうね、色々やってみて、失敗したりうまくいったりして、
酸いも甘いもちょっとかじって、
自分の人生をちゃんとつくっていかなきゃいけないところに居るじゃないですか、30歳て。
だからかな、泣けました。
というわけで、わたしは今、この3冊の本と出会えてよかったなと思うわけです。
この投稿をきっかけに、『夢をかなえるゾウ』のことを知ったり、興味をもったり、
また読んでみようと思ったり、
あると思います。
我ながらいい感じの記事になったなと思ってますし。
もし、そう思ってくれた方がいたら、今、手にとってみてください。
世界は、自分が動かさなくても流れやエネルギーをもっています。
しかるべきタイミングにはサインが送られてきます。
そのサインを見逃してしまわないよう、今を大切に生きていたいなと思うのです。
・・・と、意気揚々と書いていますが、気づいた方がいるかも知れません。
そう、この書き方、この表現、この長さ、
水野敬也、意識してるやん!
はい、そうです。
なぜなら、ガネーシャの教えにありましたから。
「自分のやり方をやめて、うまい人のやり方を真似る」って。
水野さんが書いてましたから。
だからわたし、水野さんのブログも読みましたから。
はまって読みましたから。
リンクも載せますけど、これが公開されるかどうかはyogakko事務局さんの懐の深さにかかっているわけで、
だって水野さんのブログ、ほぼ下ネタですから。
このまま掲載されていたら、それはそれでyogaという神聖なものを扱っているにもかかわらず、
yogakkoさんさすがやってなります。
以上をもちまして、わたしはガネーシャの課題にひとつ挑戦ができました。
もっともっと精進いたします。
水野先生、わたしのつたない表現でお気を悪くされましたら申し訳ありません。
日々先生のブログを読み、その繊細かつダイナミックな表現、センス、物語の組み立ての天才的な秀逸さ、、、
徹底的に学んでいきたいと思っております。
そして何より、お読みくださったみなさま、ありがとうございました。
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学生時代より、インストラクター活動をスタート。保健体育分野の教員免許状を取得し、 中学・高校やダンススタジオ等で指導。 ヨガと出会い、老若男女問わず多くの人がスタジオに集う光景から、ヨガの魅力や 求心力に魅了され、ヨガ講師の道へ。
『バンデミエール・ヨガスタジオ』を設立。
日々のクラスの他、WSをシリーズ化して企画・実施。オリジナルヨガメソッド「バンデヨガ」のインストラクター養成講座も開発し、哲学やウィメンズヘルスヨガの専門講師として、後進の育成にも力を注ぐ。
ダンスを通じて培った身体感覚と理論をヨガへと活かし、心地よいフローメイクやインストラクションを研究する。