2017年5月15日
伊藤香奈
女性であれば、1度は耳にしたことがある「女性ホルモン」。
一生涯で、ティスプーン1杯くらいしか分泌されない、とも言われていますが、
私たちの女性の体に与える影響は、男性には想像できないものでしょう。
女性にも、そして働く女性を周りにもつ男性にも、働く女性がいかに毎日を過ごしているのか、
知っていただきたいです。
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現代女性の月経回数は、昔の●倍!
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まず、毎月の悩みでもある、月経。
現代の初潮平均は、12歳くらいと言われていますが、ひと昔前は、16歳くらいだったそう。
また、昔は出産回数も多く、月経の回数が少なかったことは明らかです。
ある数字によると、月経回数が約10倍にもなっている、と言われているから驚きです。
それでいて、女性の社会進出が進み、責任のある立場を任されるほど、
休みが取れない、体調に左右されてばかりいられない!と
体の声を無視して、無理している女性がどれだけ多いことでしょう。
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PMSについて、知ってください!
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PMSとは(Premenstrual Syndrome)の略で、「月経前症候群」と呼ばれています。
そして、その症状は、実に150種類程度もあるそうです。
何等かの症状でPMSを体感したことがある人は、実に95%にものぼります。
よく知られている、イライラ、精神の不安定、だけでなく、
むくみ、胸が張る、頭痛、腹痛など、「今日はちょっと調子が悪いな・・・」
という小さな変化も、PMSの1つかもしれません。
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事実!キャリア形成にも大きな影響が
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ある食品会社の調査によると、PMSや更年期等の女性特有の症状により、
業務を辞退したり、辞退を考えたことがある人は、6割以上。
「やる気がないのでは?」
「いつも休んでばかりだよね」
「気分屋だよね」
「それでは、この仕事は任せられないな。。。」
等、PMSや女性特有の症状により、不当な評価を受けてしまっている働く女性が、いることも事実です。
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自分のカラダ、パートナー、周りの仲間との対話を。
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女性として生まれてきた以上、避けられないものなのであれば、
煙たがったり、悩んだりする前に、どうやったら仲良くできるか?を考えてみてはいかがでしょうか。
それには、パートナーや、周囲の理解が不可欠。
まずは、上記のようなデータや、自分の体験をもとに、
恥ずかしがることなく事実を伝えてみる一歩を、踏み出してみませんか?
「私も、苦しんでいる時があるから、その時は甘えさせてね。」
「どうしても体調が優れないので、少し休ませてほしい。」
「実は、PMSがひどくて、その時期はいつもイライラしちゃうの。」
女性としての自分の体を、まず自分が受容、応援、サポートしてあげることで、
自分の心と体の関係性、しいては、自分と周りの関係性も、変化してくることがあるかもしれません。
※掲載されている数値等は、個人的に情報収集した知識に基づいて、書かれています。