2017年10月3日
Kei
「私は何がしたいの?」「私に向ていることって何?」
と思うこと、ありませんか?
「やりたいことが見つからない」「天職が見つからない」
さらに、
「私の人生って何?」「自分の生き方って?」
ついには、
「生きている意味があるの?」
と思い詰めてしまっていませんか?
かくいう私も、その一人。
そうやって、悩んで、苦しんで、自分を責めてしまうこともありました。
私がキャリアカウンセリング、キャリアアドバイザーの勉強を始めたきっかけでもあります。
そして、勉強をし、自分の生き方について考え方が変わったきっかけでもあります。
「きっかけ」
言い換えると「転機」
この「転機」には、色々な種類(タイプ)があります。
・予測していた(起こるであろうと予定していた)出来事が起こる
・予測していなかった(起こると思っていなかった)出来事が起こる
・期待していたものが起こらなかった
つまり、転機は、その人の日常生活、人間関係、環境が変化することで生じることが多く、出来事がその人にとって、どの程度の重大さを持つかにもよって変わってきます。
そして、転機の最中にいるときは、なかなかそれに気づくことが難しかったりします。
例えば、失業中や失恋中の時などは、特に多いかもしれませんね。
自分に起こる転機をどう受け入れるか、どう乗り越えるか。。。
簡単なようで、なかなか難しいですよね。
私はヨガの勉強をしていますが、ヨガ哲学の中にある教えがあります。
インドの経典「ヨガ・スートラ」の中で心をコントロールする方法としてヨガの教えの8段階(八支則といわれる教え)があり、この中の2段階目「ニヤマ」では、ヨガを行う上で守るべきこと(自分のためにすること)が5つあります。その中に、
「知足/サントーシャ」
ありのままを受け止めること。
今あることに目を向け、受け入れ、自分を認めること。
そこにある物、出来事を肯定し、対処し、そこから学び、満足すること。
今あることに感謝すること。
という教えがあります。訳本によって解釈は色々あるようですが、私はこう思います。
転機を受け入れること、時間がかかるかもしれないけれど、
ありのままを受け止め、そしてそれを自分の糧として、前に進んでいけたらいいですよね。
ちょっとでもいいんです。
どのくらい嬉しかったか、楽しかったか。
どれくらい痛かったか、辛かったか。
感じ方は人それぞれ違うから、受け入れ方や時間も人それぞれでいいと思いませんか?
「転機」から自分のことが分かることがあります。
だから、今、自分のことが分からなくても、悩んでいても、
どんなに時間がかかっても、自分を責めず、「転機」に向き合っていけたら、心が少し軽くなるかもしれませんよ。
心が軽くなったら、ほら、重たかった足がなんだか軽くなって、
一歩、前に進んで行けそうな気がしてきませんか?
私もそうやって、ちょとずつ、一歩進んでは、自分を褒めてあげてます。
皆さんも、一歩進めたときは、自分を思いっきりほめてあげましょうね。