2018年5月1日
miyuki
前回のコラムでは
昼間に活発になる「交感神経」、
夜に活発になる「副交感神経」の
自律神経について簡単にご説明しました。
この2つの神経のバランスが乱れるとをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。
●自律神経が乱れるとどうなるのか
こころや、体の器官にさまざまな不調が現われます。
・ 身体がだるい・眠い
・ 食欲が出ない
・ イライラする
・ 便秘・下痢
・ 動悸・息苦しさ
・ めまい
・ 頭痛
上記のような不快な症状が体に出てきます。
では乱れを減らし安定させるにはどうすれば良いのでしょうか。
●春の自律神経の乱れを乗り切ろう
ここでは日常で心掛けやすい乗り切り方をいくつかをわかりやすくまとめてみました。
新しい環境などに入ると生活リズムが変わりますよね。
明日の準備や、慣れない仕事などの確認が必要で、寝る時間が遅くなることもあると思います。
寝不足や夜更かしが続くと、副交感神経と自律神経の切り替えがうまくいかなくなるため、
決まった時間をつくることが良いと言われています。
気温差がある季節、体温調整がうまくいかないと、自律神経の働きが不安定になるようです。
脱ぎ着できるカーディガンやストールを使い過ごすと良いと思います。
自分の好きなことをしたりするのが1番良いと思いますが、音楽などをきくのもオススメです。
楽器を弾いたり、好きな音楽を聴くことは、体と脳を休めてリラックスさせたり、
ストレス沈めたりなど良い効果をもたらします。
音楽療法という言葉を耳にするようになりましたが、このような効果が学術的にも認められてきています。
お風呂にゆっくりつかったり、外の景色を見たり、ゆったりと過ごす時間を作るのも良いですよね。
なかなか作れないからこそ心掛けて「静」の時間を決めることが、リラックスにつながります。
ストレッチやヨガ、太極拳など、呼吸と連動させながら行う軽い運動が良いとされます。
激しい運動よりもゆったりとした体の動かし方がオススメですが、
激しい運動をしたい時はその後に④で書いたようなリラックスした時間をつくりましょう。
深呼吸は自律神経を整えるためには最も手軽で効果的な方法です。
主に、吸う息は交感神経が優位になり、吐く息は副交感神経が優位になりますので、
ゆっくりとした深い呼吸は副交感神経が働き、脳も心も落ち着きます。
ビタミン・カルシウム・ミネラルを中心に、自律神経の働きを整える作用のあるものを頂くと良いです。
まだまだありますが、今の生活習慣のなかでゆっくり始めてみるのも良いかも知れません。
「これなら出来そうかも!」など気になるものがあったらやってみてくださいね。