2015年1月2日
yogakko編集部
この特集では、1つのアサナを取り上げ、その特徴と、そのアサナへ向うまでのステップやプロップスを使用した例、そして、誘導や解説方法をご紹介します。
全3回で、軽減法やポイントまでご紹介していきます。
一本足の鳩の王様のポーズ Ⅰ
ヨガのポーズのイメージとして使われることが多い「エーカ・パーダ・ラジャ・カポタ・アーサナⅠ」
日本語では、一本足の鳩の王様のポーズ Ⅰ
エーカ:一
パーダ:足
ラージャ:王
カポタ:鳩
舌を噛みそうですが、よく、「鳩の王様」と言われます。
二足歩行を行う人間だけが手に入れた特別な姿勢!
後屈の神秘。
四足歩行を行っている動物は”後屈”ができません。しかし、人は大きな喜びを感じたときに自然と後屈の姿勢になります。(サッカー選手がゴールを決めたときの姿勢を思い浮かべてください)
私達、人間が、身体の前部を開くこと。
それは、目の前に差し出された現実を全身で受け止め、迎えいれることを意味しているようです。
他の動物には決して真似ることのできない、深い喜びを表現する姿勢を手に入れたことに、自然の神秘を感じます。
フォーカスしていきたいのは、背中ではなく身体の前側!
このアサナは、非常に深い後屈(バックベンド)のポーズ。
後屈と聞くと背中を反らせるというイメージがあるかもしれません。しかし、身体の前面が開放されたとき、自然と後屈は深まっていきます。
そういう意味で後屈(バックベンド)とは前開(フォワード・オープニング)の姿勢であると言い換えることが出来るかもしれません。
解説にご協力頂きましたのは、リラヨガ・インスティテュート、スタジオディレクターの乳井真介氏
素敵な文章と、分かりやすい解説を、ありがとうございました。
リラヨガ・インスティテュート
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