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2024年7月12日

yogakko編集部

自分に戻る瞬間を。リラクゼーションドリンク“moment”と瞑想のススメ Part1

瞑想という言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

近年、瞑想(メディテーション)マインドフルネスという言葉はどんどん一般的なものとなっています。

海外では、アメリカを中心に、「マインドフルネス」市場が急成長。
リラックスやメンタルヘルスを目的にして、瞑想スタジオやマインドフルネスの専門アプリが多数リリースされ、仏教や禅をルーツとする瞑想法に取り組む人口が増え続けています。

日本もまた、超高齢化社会や円安など、長引く経済の低迷も背景にしつつ、人々の価値観は、物質的なものから精神的なものへと変わりつつあると言われています。
メンタルヘルスやウェルビーイングへの需要は高まる一方で、実は瞑想の普及率はさほど多くないのが特徴です。
「瞑想」関連ワードの検索率から、その普及率を調べたある調査では、欧米では15%程度の結果が出ているのに対して、日本ではわずか3%程度にとどまるのだとか。

yogakko読者には、きっとお馴染みとなっている、瞑想やマインドフルネス。
ですが一般的には、無意識に敷居の高いものと感じる方や、自分には関係ないことと線引きをしてしまっている方も多いのかもしれません。
それ故に、瞑想指導に関する難しさや壁を感じている指導者の方もきっと少なくはないですよね。(何を隠そう、筆者もその1人です!)

このコラムでは、“飲むだけで瞑想” をテーマとするリラクゼーションドリンク『moment』のプレゼンツで、人気ヨガ講師・佐藤ゴウ先生(以下、ゴウ先生)に、瞑想についての素朴な疑問を投げかけてみました。
瞑想のメリットをおさらいし、実践のコツやゴウ先生の想い、そしてmomentの活かし方などをご紹介します!

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○  瞑想を始めよう! -脱力できる居場所を探す-

 

瞑想やマインドフルネスは自己の探求の側面が大きく、なかなか他人と比較したり、成果を外から判断することが難しいものです。
それ故に、実践も指導も難しいものですよね。
日々のオンラインクラスや様々なイベントでの瞑想指導に定評のあるゴウ先生に、瞑想の感覚とそれを得るための練習法について伺ってみました。

まず、身体が落ち着いているっていう感じを見つけることが大事だと思います。
身体が落ち着くと、空間と自分の境目がなくなって、どこまでが自分かわからないような、透明な感覚がやってくるんです。
身体感覚的な言葉で言うと、超脱力した状態ってことなんですけど。
ただの脱力ではなくて、シャキッとしたような凛とした感覚を持ちながらのリラックスというか。
スートラの言葉で言うと、アーサナの快適と安定ということだなと理解しています。
だからまずは、うまく身体をリラックスさせて収まる場所を探す練習をすると良いと思います。
すごく繊細なことで、難しいけどね!

 

凛としながらもリラックスできる居場所について、興味深いエピソードも紹介してくださいました。

20代の頃、まだヨガをする前だったけど、鈍行に乗って、東京から広島まで友達に会いにいったことがあるんです。
普通席だから座席も固くてリクライニングなんかも大してなく、ほとんど直角みたいな座席に座って。
もちろん最初は、浅く座って寄りかかってみたり、肘掛けのところに体重を預けたりとあれこれやったんだけど、
米原あたりで気づいたのが、「楽な姿勢って骨盤の上に頭が来るよう座ることだ」ってことだったんです。
背筋をスーンとまっすぐにして、骨盤の上に頭が来るようにしておいたら、なんだか呼吸もゆったりになってきて、京都・大阪・・・と目的地までそのままでした。
どこにも負担がないから、力が抜けるんですよね。
だからやっぱり、姿勢は大事です。

 

身体が落ち着き、収まる場所を探すこと。
そのためにポーズやストレッチなどを行って、見つけられたら深呼吸。
そして、その先に訪れる、透明感。
『ヨガ・スートラ』の八支則を裏付けるようなお話をいただきました。

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◯ 瞑想から得られるもの -自分を好きだと再確認する-

 

大前提として、瞑想やマインドフルネスは成果を求めて行うものではありません。
「●●のために」と目的意識を持つことで、瞑想やマインドフルネスにとって大切な「今、ここ」に意識を保つことが難しくなるからです。

ストレスや不安の軽減、集中力アップ、感情コントロール力の向上、自己肯定感の高まり、痛みの緩和・・・
瞑想に関する論文も増えてきた昨今、それぞれに科学的な根拠も踏まえてメリットを説明することができますが、これらは瞑想の目的ではなく、結果に過ぎないということは理解しておきたいところです。

その上で、ゴウ先生は瞑想を終えた時、どんな気持ちになっているのかを聞いてみました。

日によるけど、だいたい「いいやつになってる」って思います。笑
なんかポジティブだし、目の前にあるものに無条件に感謝していたり、生かされていることを再認識したりとか、日によってちょっとずつ違うけど、まぁ簡単にいうと、「いいやつ」ってことかな。
「自分っていいやつだったし、こういう自分が好きだったんだ」って思えるんですよね。

 

自分を認め、好きだと再確認すること。
「好きになる」ともちょっと違って、「好きだったと確認する」時間だと強調されているのが印象的でした。

 

僕もついつい求め過ぎちゃったり、何かしらに執着することはあります。
でも、ヨガや瞑想を終えると、「そういやそうだったな」くらいのことになっていることが多い。
持ち過ぎているものは程よくなるし、足りなかったものが実は足りていることに気づいたり。
僕にとっての瞑想って、何かになるよりかは “元に戻る” みたいな、《確認》みたいなもんかな。

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○瞑想習慣の作り方 -時間を見つけて、決める-

 

そして、単純に気になるのが、ゴウ先生の瞑想習慣ではないでしょうか?
ズバリ伺ってみたところ、やはり「朝」なのだそうです。

僕の場合、毎朝5時前くらいには目覚めます。
起きたら、まず身体を清潔にして、水を飲んだら、朝の体操というかアーサナをやります。
その後に座る時間を必ず取るようにしています。
時間にすると、だいたい40分から、長くて1時間くらいかな。
まだまだ、しっかり収まるまでに時間がかかるんです。
行う瞑想は2種類で、ひとつはよく想像されるような、ただ座るだけのもの。
もうひとつは、インドの師匠からいただいたマントラを唱え続けるジャパ瞑想です。
それが終わったらちょうど朝日も昇り切る6時半とかになっていて、それから朝イチのクラスという活動につながっていきます。

 

もちろん、朝だけでなく、瞑想はどの時間帯に行っても良いものですが、ヨガを学ぶ中で、瞑想に適した時間は早朝であると聞いたことのある方も多いと思います。

上記のような理由が挙げられます。

 

ですが、多くの人にとって、朝の瞑想はちょっぴりハードルの高いものですよね!
まずは無理なく、自分の生活の中で瞑想に取り組めそうな時間を見つけ、やり続けてみることが大切です。

瞑想をする時間は、人それぞれでいいと思います。
朝じゃなくてもいいから、子供が学校に行った後とか、仕事の休憩時間とか、
日常的にここだとやりやすいなという時間を、まずは見つけること。
そして、「この時間は瞑想をやる」とか「この時間はヨガをやる」とか決めて、
ルーティン化することが大事だと思って提案しています。
もちろん体調が優れなかったり、人の都合に合わせなきゃいけない時も出てくるけれども、
自分らしさを思い出せる時間だと感じているから、
ストイックになりすぎない程度に習慣化していってほしいなと思っているんです。

 

できる範囲で「瞑想をする時間」という状況を作ってしまうことが、習慣化のコツなのですね!

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◯ 飲むだけで瞑想⁈ -リラクゼーションドリンク “moment” で切り替える-

 

リラックスする感覚や脱力の感覚を得ることが、瞑想の始まりだと教えてくれたゴウ先生。
リラクゼーションドリンクのmomentは、まさに、人々が忙しい日常の中で、ふっと力を抜ける瞬間を応援するために生まれました。

ニューヨーク生まれのmoment。
作ったのは、バリバリ働く、忙しいキャリアウーマンのAisha Chottaniさんです。
瞑想を全くやったことのない人も、忙しくてヨガのクラスに通う時間を取れない人も、
毎日手軽に “自分を取り戻す瞬間” を得られたら
という思いから作られました。
自分を取り戻す瞬間という言葉には、ゴウ先生のお話とのリンクを感じます。

『飲むだけで瞑想』をキャッチコピーとするmomentの印象についても、ゴウ先生に伺ってみました。

こういうドリンクがあることは、まず面白いなって思いました。
近頃、リラクゼーションドリンクが出てきているのは知ってたけれど、化学的なものが強いと少し抵抗があります。
そんな中で、こういう自然由来に力を入れているものはいいなぁと思います。

 

momentが採用しているリラクゼーション成分は、植物由来のもの。
アダプトゲンと言って、ストレスや不安を和らげ、肉体疲労や免疫に効果があるとされるハーブが使われています。
レモンバームや菩提樹の花など、豊かな香りを持つ植物の力をたっぷり味わえるよう、飲み口も広く設計された缶入りの炭酸飲料です。

白砂糖は使わず、天然由来の甘味料を採用。人口着色料も無添加で、ほのかな色味の美しさも特徴です。
250mlと小さめの缶で、仕事終わりや運動後、お風呂上がりなど、切り替えタイムに飲みやすい容量なのも嬉しいポイントです。

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ゴウ先生に、おすすめの飲用シーンを聞いてみました。

僕は、ちょっと落ち着きたい時に飲ませてもらっています。
何かの前というよりは、後かな。クールダウンしたい時というか。
ちょっと頑張ったり気を張った後の、緩めるきっかけとして、いいなぁと思っています。
正直なお話、これを飲むことで瞑想が深まるというか、瞑想の入り口であるリラックスとか脱力への切り替えとして、飲んでみることはいいんじゃないかなと思いますよ。
そして、力を抜く時間の大切さに気づいてくれて、ヨガとか瞑想に興味を持ってもらえたらいいなと思っています。
また、瞑想をやってみてるけどなかなかうまくいかないという人が、試してみることで心の波が落ち着いて、もうひとつ奥に行くための助けになったりもするかもしれないなとも感じています。

 

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飲むことでヨガや瞑想への扉を開けるきっかけとなりそうな、リラクゼーションドリンク“moment”。
動から静への切り替えとして、暮らしの中で活用できると良いのかもしれません。

 

第2部では、もう少しmomentのパーソナリティを詳しくご紹介するとともに、体質に合わせたフレーバーの選び方についてもご提案します!

ゴウ先生にも引き続きお付き合いいただきます。
リラックスする時間を持つことの大切さやゴウ先生がヨガを通して伝えたいことにも触れていこうと思います。

引き続き、お楽しみいただけましたら幸いです!

 

 

 

 

《紹介アイテム》
moment |ティグリス・ジャパン株式会社
・ブランドサイト:https://moment-ny.jp
・インスタグラム:@moment_drink_jp

 

 

 

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