2019年4月12日
akikotanaka
こんにちは。たなかあきこです。
ボイスクリエイター&ヨガインストラクターとして活動しています。
声のコラムNO,1では、「声の悩み」について取り上げました。
今回は、赤ちゃん~小さい頃の話をします。
私たちは産まれた時は「オギャーー」と大きな声で泣いていましたよね。
(記憶にないと思いますが)
赤ちゃんは自己表現を「泣く」や「笑う」といった限られた手段で行います。
TPOを考えて泣く赤ちゃんはいないでしょう。
成長するにしたがって、私たちは様々な表現方法を身に付けます。
その中でも「声」は、お母さん・お父さんから注意されるものの一つです。
「しーーー!」
「静かにして」
「うるさいよ」
「大きな声出さないで」
こんな注意を受けた事はあるはずです。
この「静かにして度合い」は、
住居環境に大きく左右されます。
例えば、隣の家との距離が近い団地・アパートと、
隣の家が遠くに見えるような距離がある場合。
近所への気遣いで注意される音量が決まります。
ここでその人の「声のパーソナルスペース」が決まるのです。
「声が小さい」
「ぼそぼそしてしまう」
「大きな声が出せない」
こういう悩みを持つ方に、
「小さいころ静かにしなさいとよく言われた」
「団地などの集合住宅だった」
というケースが多いです。
もし、これに当てはまる場合は、
闇雲に発声練習をするのではなく、まずは
「大きい声を出しても今は大丈夫なんだ」と認識すると声が出しやすくなります。
具体的な発声練習については、また書きますね。
今回はこの辺で。
★「声のパーソナルスペースが住居環境から影響を受けている」というのは一つの見方です。
人それぞれの原因があります。
たなかあきこ