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毎日違う自分のココロ、自分のカラダ。

 

ヨガのレッスン中にも、先生がよくおっしゃると思います。
「今日の身体を観察しましょう」
や
「今の状態にあったポーズを選びましょう」
など。

そうですよね。
前屈して、床に手がつく日があれば、つきづらい日もあります。
同じ三角のポーズでも、気持ちよく感じる日もあれば、呼吸がしづらかったり足がすぐ疲れてしまったり。

原因は、お天気や気温、女性は身体のリズムによっても、身体の状態が大きく変わります。

それでは、ココロの状態はどうでしょうか？

ちょっと怒られたことで、すごく落ち込む日もあれば、全然気にならない日もあります。
なんとなく気分が上がる日もあれば、なんとなく疲れているなぁ、今日は仕事をやる気にならないな、と思う日もあります。

ココロの状態も、カラダと同じく、毎日違います。
それに、気づいているでしょうか？

 

感情は、すべて自分が作り出しているもの

 

毎日違う状態、不安定なココロさん。
もしちょっと嫌なことがあったり、怒られて落ち込んだり、友達のひと言に傷ついてしまった時、
自分の中にネガティブな感情が湧いてしまいますが、それはどうしてでしょうか。

相手が嫌なことをしたから？
相手が怒ったから？

そうではない、かもしれません。

もし、
宝くじが当たった直後に、
パートナーとのデート中に、
ハワイ旅行の旅先で、
同じことをされたら、同じようなネガティブな感情を持ったでしょうか？

たぶん、違う感情を持ったとは思いませんか？

そうだとしたら。

今持っているネガティブな感情は、相手のせいではない、ですよね。

それは、自分の（不安定な）ココロの状態のせいです。

その感情を作っているのは、自分のココロが、そういうモードだったから、ではないでしょうか。

毎日状態が違う不安定なココロさんが、今日はそういう日だったのかもしれません。

 

マザーテレサの言葉にも

 

マザーテレサの残した言葉のひとつに、この一説があります。

『最後に振り返ると、あなたにもわかるはず、
結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです。
あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです。』

色々な捉え方があるかと思いますが、このマザーテレサの言葉から私が思うのは、
誰だれのせいで、、、
など、他人のせいで自分がどうにかなってしまった
ということはない、
ということです。

 

ココロにも準備運動を

 

ヨガを通して、カラダの状態のチェックだけでなく、ココロの今日の状態もチェックしてみませんか？

そうすると、
「今日は疲れているからちょっとネガティブな感情を持ちやすいかもな」

「今日はちょっと怒りやすい状態かも。言葉遣いに気を付けよう」

など、前もって自分の感情に準備ができます。

そして、ネガティブな感情が湧いてきてしまった時も、
「今日はもともと疲れている日だし、仕方ないか」など
ネガティブな感情に支配されることなく、客観的に自分を観察できるかもしれません。

そして、誰かのせいだ！という攻撃的な感情から解放されて、
自分の状態を観察することに気持ちが向き（内観）、
今の自分を慈しむ方向に、ココロが進んで行きます。

今日のココロさんの状態を見てあげたり、ココロさんにも準備運動をさせるには、特に朝ヨガはオススメです。
ココロとカラダのストレッチとチェックから、1日を健やかに始めてみてはいかがでしょうか。