2024年11月17日
yogakko編集部
肌を健康に保つこと。
老若男女、全ての人類の、生涯のテーマと言っても過言ではない時代になりました。
スキンケアもメイクも、すっかりジェンダーレス化する、多様性の時代。
それは単に、男性性・女性性を否定するということではなく、
個々が “自分らしさ” を見極め、磨く時代になっていると考えることができます。
肌は、私たちのアイデンティティや自信においても、重要なもののひとつ。
肌の調子がいい時は、なんだか気分もいい感じがするし、ちょっぴり積極的になれたりします。
また、コンプレックスを感じていた部分を褒めてくれる人と出会えたり、自分で認めることができた時、
心に少し穏やかな風が吹いたような気がしたり。
そんな感覚に気づいたことがある人も、多いのではないでしょうか。
《こうでないといけない》という価値観を脱却し、《こうありたい》を追求する時代。
健やかな自分を保つためにも、“自分らしくあるためのスキンケア” について考えてみましょう。
このコラムでは、スキンケアについて、
「本質的な素肌づくりを通して、毎日の活力を提供する」ことを目指す、
椿オイルのスキンケアブランドCAMÉLIA AMBLEの開発者・岩﨑陽子さんにお話を聞いてみました!
ブランド開発・歯科医師・マッサージサロン経営と、多彩に活躍する岩﨑さんより、スキンケアの基本と、おすすめのセルフほぐし方法をご紹介いただきます!
まずは、お肌についての基礎知識をおさらいしましょう。
一般的に、肌は、大きく4つに分類することができます。
分ける基準は、【油分(皮脂量)】と【水分(水分量)】です。
① 油分少なめ × 水分多め →普通肌
② 油分多め × 水分多め →脂性肌(オイリー肌)
③ 油分少なめ × 水分少なめ →乾燥肌
④ 油分多め × 水分少なめ →混合肌(インナードライ肌)
「聞いたことある!」という方も多いと思います。
簡単な診断は色々とありますが、「私は○○肌!」と決めつけるのは、実は早合点かもしれません。
肌は環境や内面、年齢等の影響を受けやすく、油分量・水分量ともに、常に変化しています。
お肌に現れるさまざまなトラブルは、今の自分を見つめるためのメッセージ。
肌に向き合うスキンケアは、自分を大切にケアするためのものでもあるのです。
毎日行うスキンケア。
自分を大切にし、喜ばせるためのひとときと捉えてみると、
なんだかとっても愛おしく、良質なものと過ごしたい時間に思えてきます。
常に変化する、私たちの肌。
どのようなスキンケアを行えば良いのでしょうか?
大切な肌だから、ついつい力を入れたくなりますが、過剰なスキンケアが肌の持つ力を弱めていることもあるんだとか。
CAMÉLIA AMBLEの岩﨑陽子さん(以下、岩﨑さん)は、油分と水分のバランスを保ちながらお肌を健やかに整えるには、実はシンプルなケアで充分だと言います。
毎日するものだからこそ、簡単であることが大事だと思っています。
私自身、乾燥肌傾向が高めだったこともあるのですが、
過度なクレンジングから洗顔、タオルで拭き取り、化粧水、美容液、乳液、部分ケア・・・と
幾つものステップを踏むことは、満足感はあれど、
肌にとっては物理的な刺激を多く受ける時間で、逆にバリア機能を低下させる可能性があることに気づきました。
単純に時間もかかることで、仕事に家事に育児と忙しいと、
なかなか毎日継続することは難しいことでもありますよね。
だからこそ、必要最小限の良質なものでステップを少なく、かつ短時間でできるケアが、
結果的に長く続けられ、肌にも心にも優しいものなのだと考えています。
実際に、ステップ数の少ないシンプルケアの方が、肌本来のバリア機能を維持しやすいという検証結果もあるようです。
シンプル=簡単であるからこそ、続けられるというお話もとっても納得で、何よりありがたいっ!
様々なお仕事に加え、家事や育児に多忙にも関わらず、常にツヤツヤのお肌を保つ岩﨑さん。
「スキンケアは脱衣所で、数分程度で完結する」とのこと!
基本的には、化粧水をしてたっぷり何回か塗布して、
CAMÉLIA AMBLEを1プッシュ馴染ませ、最後にスキンクリームで仕上げます!
肌に触るのを最小限にして、とことん低刺激。
あとは、CAMÉLIA AMBLEの成分が皮膚に馴染み、
良質な皮脂膜となり、高い保湿力と保水力でお肌をしっかりと守ってくれます。
シンプルケアを叶えるためのキーワードとして登場した、「保湿」という言葉。
私たちの肌に起こるトラブルの、原因の多くは「乾燥」なのだそうです。
乾燥肌だろうが、脂性肌だろうが、「保湿」はすべての肌タイプにとって重要なケアとのこと。
スキンケアにおいて保湿とは、さまざまな刺激によって失われた水分と油分を与え、保つためのケアです。
単純に水分を与えても、水は放っておくと蒸発します。
その蒸発が乾燥を呼び、乾燥することで肌が自らを守ろうと皮脂を分泌。
過度に分泌することでオイリー肌や混合肌などが生まれてしまうのです。
岩﨑さんはこの仕組みに着目。
良質な油分を補うことで、肌に水分を保つことが重要だと考えました。
CAMÉLIAは、「椿」の仏語表記。
その名の通り、椿オイルのスキンケア製品ブランドです。
椿オイルというと、ヘアケアのイメージを持たれる方も多いかもしれません。
重く、クセの強いオイルだと認識されている方も実際に多いと、岩﨑さん。
椿オイルの成分って、実はほとんどが、
日本人の皮脂に含まれているものと同じなんです。
「オレイン酸トリグリセライド」と言います。
同じだからこそ、椿オイルは私たちの肌に馴染みやすいという性質があります。
よく、保湿というと、肌に “フタをする” という表現で油分の大切さが語られていたりしますが、
椿オイルの場合はフタではなく、“皮膚と一体化する” というイメージ。
閉じ込めるというよりは、本来の皮脂と協力しながら、
自然なバリア機能を高めているという感じです。
ぜひ、髪だけでなく、肌にこそ使いたいオイルということを知っていただけると嬉しいです!
日本人の皮膚内に含有される主成分と、椿オイルの成分が同じ!
スキンケアの油脂として椿オイルが最適という、十分な理由です。
そして、皮膚が自ら生み出す皮脂は、加齢とともに減少することもわかっています。
だからこそ、できるだけ自然に近い形で、良質な油分を補うことが必要なのですね。
さらに、CAMÉLIA AMBLEの椿オイルには、さまざまなこだわりがあります。
長崎・雲仙の無農薬地帯で育つ椿の木から採取した種子から抽出した、オーガニックピュアオイルです。
約2週間かけて、脱炭・脱酸を丁寧に繰り返す、精製という過程を経て、製品化します。
椿オイルの原油は黄色味を帯びていますが、精製を繰り返すことで透明感が増し、さらりとしたテクスチャーの肌馴染みの良いオイルに生まれ変わります。
本来はスキンケアにも適している椿オイルですが、
実は市販に出回る椿オイルって、精製されていないものも意外とあるんです。
CAMÉLIA AMBLEは独自の方法で、厳しい自社基準のもと、丁寧に精製をしています。
精製することで量は減ってしまうのですが、
その分、肌に染み込みやすいオイルになります。
CAMÉLIA AMBLEの椿オイルはこの精製によって、
成分中の9割が、日本人の皮脂と同じ成分になります。
純度を極限まで上げているので、目元や唇などの部分ケアにも使っていただけます!
丁寧な精製により純度を上げることで、菌も入りにくくなります。
そのため、保存料や防腐剤も不要。添加物は一切使っていません。
比較的、他の植物オイルに比べて酸化しにくい特徴を持つ椿オイルですが、CAMÉLIA AMBLEはさらに、できるだけ充填仕立てのものがお手元に届くよう、容量設計や出荷サイクルの工夫をしています。
オーガニック原料で、余計なものを加えず、とことん純度と鮮度にこだわったCAMÉLIA AMBLEの椿オイル。
本来私たちが持ち合わせている力を、より自然に近い状態でサポートしてくれる、
シンプルスキンケアに最適なオイルと呼ぶことができます。
お風呂上がりやお化粧前の保湿として、髪のケアやオイルリンスとしてなどの定番の使い方に加え、
開発者だからこそ知っている裏技的使い方もあるはず!
岩﨑さんのイチオシの使い方を聞いてみました!
目元や口元のケアにも使えるのが強みです。
その部分って、アイライナーや口紅など、強めのお化粧を施しているところですが、実は皮膚の薄い部分。
なのに、クレンジングの時など落としにくくて、強く触ったりしがちですよね。
そんな時にも活躍します。
綿棒にCAMÉLIA AMBLEのビュアオイルを含ませて、そっとひと撫でするだけで、するんとメイクオフできるんです。
高純度かつ無添加だから、目にも口にも入って大丈夫。
意外と乾燥しやすい口元や、薄い皮膚なのに1日2万回も瞬きをして頑張ってくれている目元。
CAMÉLIA AMBLEで優しくケアしていただけたら嬉しいですね。
ヨガをする方は、裸足になったり、膝をつく姿勢を取られることも多いと思います。
踵や膝の角質ケアにも力を発揮しますので、ぜひ試してみてもらいたいです!
おすすめは、お風呂あがりに椿オイルを気になるところに塗布して就寝することです。
湯船に浸かって角質を柔らかくした後、軽石ややすり等で優しく古い角質を落とします。
お風呂上がりに椿オイルを馴染ませて、保湿用の靴下を併用するのもいいですね。
シェービングを日常的に行う方も多いですよね。
男性は特に、機会も多いと思いますが、シェービングでの見えない小さな傷の発生は、避けられないものです。
皮脂との成分一致率の高さから、自然治癒力にも働きかけますので、アフターシェーブのケアとしてもおすすめ。
乾燥知らずの潤い肌へ!
日焼け止めはちゃんと塗ったほうが良いですが、実は椿オイルにも紫外線ダメージを抑制する効果があると言われています。
オイルで日焼け止め?と思われがちですが、椿オイルは特にUV-B波という、赤みやヒリヒリを起こしがちの紫外線をブロックできる力があります。
しみやたるみの原因となるA波へのブロック効果は期待できないので、日焼け止めの併用が必要ですが、日焼け止めの前にCAMÉLIA AMBLEのオイルやクリームを塗っておくことで良質な皮脂膜ができ、日焼け止め自体の肌への負担から守ることもできます。
髪も紫外線ダメージを結構受けていますが、髪に日焼け止めは塗りづらいと思うので、ぜひ椿オイルでケアしてあげてください。
CAMÉLIA AMBLEには、余計なものは入っていないので、太陽の下を恐れないお子さんにも安心して使っていただけます。
オーガニック原料のみで、純度と鮮度にとことんこだわるCAMÉLIA AMBLEは、
さまざまな活用で全身をケアできる、まさに万能オイル!
老若男女問わずに家族みんなで使える、シンプルイズベストなスキンケア製品です!
内と外の境界線となる肌。
外の世界から私たちを守るとともに、内側からのメッセージを目に見える形で伝えてくれる存在です。
肌をケアすることは、自分を丸ごとケアすること。
CAMÉLIA AMBLEの良質な椿オイルで、毎日、肌が喜ぶ、シンプルなスキンケアを体感してみませんか?
スキンケアを見直すことが、自分を労るきっかけになると嬉しいです。
Part2では、CAMÉLIA AMBLEの活用術をさらにご紹介!
ちょっと時間に余裕がある時には、シンプルケアを少しだけリッチに。
自分でできるリンパマッサージのセルフほぐしをご紹介します!
まだまだ、岩﨑さんにはお付き合いをいただきます!
歯科医師でありながらマッサージサロン経営やスキンケア製品を開発するそのバイタリティの背景にも迫ってみたいと思います!