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○めんどうくさいって思っちゃだめ？

日々のお仕事の中　生活の中で

「めんどうくさいなぁ」って思うこと　ありませんか？

私はたくさんあります。

けれど、口に出していうのは憚られる言葉だったりします。

これは真面目で勤勉な人が多い日本人ならでは、ですね。

私たち日本人は特に「めんどうくさい」という言葉に感じているのは

マイナスなイメージです。

いけない！良くない！とは思うけど、やっぱり日に何度か呟いてしまう

この「めんどうくさい」

そんなにいけないことでしょうか？

少し考えてみましょう。

 

○「めんどうくさい」ってどういうこと？

面倒くさいとはどんな意味でしょう。

言葉から連想するに「億劫」「手間がかかる」「煩わしい」

といったところでしょうか。

ちょっと想像してみましょう。

あなたの進む道に石ころや水たまりがあるとします。

道に石ころがたくさんあれば、足元はごろごろとして進みにくいです。

水たまりに入ってしまうと、あなたの服や靴は汚れてしまいます。

そう思った途端、あなたの眉間にはしわがよることでしょう。

けど、そこを通らなければならないのです。

あなたは転ばないよう、汚れないよう慎重に進みます。

これは、辛いですね。「めんどうくさい」です。

 

○めんどうくさいって言ってみよう！

素直に「面倒くさい」ってことを言えない・思ってはいけないとしたら、

きっとあなたの心はどんどん曇っていくことでしょう。

これはあまりよくはないですね。

そんな縛りは無くして、思い切って「面倒くさい！」って言ってみましょう！

そして、なぜ自分がそう思うのか　考えてみましょう

「本当はやりたくない」「気が進まない」

そう思う自分を否定もせず、粗末にもせず、

まずはそう思う自分を受け入れるところから始めてみましょう。

 

○大人のやっていることは、だいたいめんどうくさい

一つの仕事・一つの社会には、大勢の人が存在しています。

大勢の人たちがよりよくしよう、何かを生み出そうと様々な形で

関わっています。

そして、その大勢の中にあなたもちゃんと存在しています。

人が多い分だけ、「面倒くさい」もたくさんあり、

その裏側には、必ず生み出された「喜び」や「貢献」も存在しています。

だから、大人は続けられるのだと思います。

 

大人がやっていることはだいたいが面倒なことでできていて、

その一つ一つは実はとっても大切なことなのです。

どうでしょう？

「めんどうくさい」が少し大切に感じてきませんか？

 

○めんどうくさいをうすくする

とは言え、面倒なことはあまり嬉しくないですね。

面倒くさいをなくすことは、できないかもしれませんが、

うすくすることはできるかもしれません。

その方法や答えは、外の世界には存在しません。

すでにあなたの中にあります。

きっとあなたは　見つけることができるでしょう。

 

○おすすめは「瞑想」

すでに、あなたの中にある答えはどうやったら探せるでしょうか？

おすすめは「瞑想」です。

毎日、短時間でいいのです。

瞑想を続けてみましょう。

続ける中で、自分の心や体の状態を知り、今日の自分の中を整理をします。

その作業の中に、今あなたの中にある面倒くさいと思う気持ちを薄くする方法が

きっと浮かんでくることでしょう。

まずは３分！　毎日やってみてください！

きっと変わってくると思います！

 

○自分に優しい選択を

ヨガの教えに「アヒムサ（非暴力）」という言葉があります。

ヨガをしている人ならば、耳馴染みがある言葉かもしれません。

自分の対しても周りに対しても、暴力はふるわないという教えです。

自分の「面倒くさい」の気持ちを粗末に扱うことは、

自分への暴力なんじゃないかなと私は思います。

 

あなたの面倒くさいはなんですか？

無視はしないで　それはあなたの心を粗末にして

心をすり減ってしまう行為です。

「めんどうくさい！」って口に出して

自分に優しい選択をする勇気も持っていきましょう。

 

あなたも　そして周りの皆さんも

アヒムサでありますように　お祈りしております。