インドとコーヒー。
わたしたち日本人にとっては、あまりその2つの言葉は結びつかないかもしれません。
ですがインドは、コーヒー豆生産ランキングで常にトップ10に入るほど世界的に見ると生産量が多い国。
インド国内でも、現在、コーヒーを飲む文化が急成長していると言います。
生産量が多いだけでなく、味もまた格別。
特に、インド産コーヒーの中でも有名なのが「インドモンスーン」というブランドですが、
酸味が少なく、クリアな苦味とほのかな甘味のバランスが整った、とても美味しいコーヒーです。
今日はそんな、インドコーヒーの魅力についてご紹介いたします。
コーヒー栽培に適した風土をもつインド
インドはコーヒーの栽培に適したエリアである「コーヒーベルト(Coffee Belt)」に含まれています。
コーヒーベルトとは、地球上の赤道を中心にして、南回帰線から北回帰線の間にある熱帯地方を指しています。
雨、日当たり、温度、土質の4つの条件が揃うことではじめて栽培可能となるコーヒー。
インドの国土はこれらが最適であると言われるエリアにすっぽりおさまっているのです。
特にインド南部の方で生産が盛んです。
そして実は、栽培の歴史は紅茶栽培よりも古いとされています。
なんと、
アジアで初めてコーヒー栽培を始めた国がインド。
17世紀にイスラムの僧侶、ババ・ブーダンによって密輸された数粒の種からコーヒー栽培が始まったとされています。
インドでのコーヒー栽培の特徴
農園はほとんどが小規模農家です。
さまざまな過程が、機械ではなく、人の手で行われます。
コーヒー栽培の条件には日照量がありますが、その量は多すぎても少なすぎてもNG。
赤道直下であるインドの場合、そのまま栽培をすると浴びる日照量が多くなりすぎるため、「シェイドツリー(日陰木)」の存在が欠かせません。
シェイドツリーは、日照量の調整に加え、強風や霜害から守る役割も担います。
また、
その落ち葉が天然の良質な肥料となり、オーガニックに近い栽培を可能としています。
こうしてインドのコーヒーは、日陰で栽培されたコーヒーの中でも特に最高品質のものとして知られているのです。
活用されるのは、スパイスやフルーツなど色々な種類の木。
またインドらしく胡椒を同時栽培している農園も多く、“シェイドツリーに絡まる胡椒”という光景もインドならではです。
そんな樹木や農作物たちと一緒に育つことも、インドコーヒーの独特の風味につながっているのかもしれません。
モンスーンを利用した独特の生産処理方法
インドで生産された珈琲豆は主にヨーロッパへと輸出されます。
それは、かの植民地時代の名残です。
当時、インドのコーヒー豆は長い時間をかけて海を渡りました。
その航海の過程で
熱い海風(貿易風:モンスーン)に晒される中、豆は緑から黄金色に変化していったそうです。
これにより、インドのコーヒー豆には
「黄金の珈琲」というニックネームがつきました。
そして、その黄金の珈琲豆は
「インド・モンスーン」という名前の品種となったのです。
このコーヒーはその独特の風味も合わせて人気となりました。
現代では、輸出にかかる時間が大幅に減少していますが、ヨーロッパでは当時の独特の風味を懐かしむ声が高く、
当時の船室の状況を再現して豆に変化を促すモンスーン方式の処理が発明されました。
ていねいに手積みで収穫されたあと、アンウォッシュドの珈琲豆を風通しの良い倉庫に並べ、
モンスーンが均一に吹き抜けるようにして1週間乾燥させます。
その後、袋詰めし、列と列の間を十分に開けて、長期間、海風にさらし続けます。
その間も均一に風を受けるよう、かき混ぜたり袋を入れ替えたりなどの手間が加えられます。
この処理の仕方を経たコーヒー豆が「インド・モンスーン」の名を商品名に掲げて販売されているのです。
日本でもこのインドコーヒーが手軽に味わえる!
海、風、太陽、土、そして人の手。
インドの自然と人との共存が作りだす旨味がぎゅっと凝縮した贅沢なコーヒー。
このコーヒーを自宅で手軽に味わえる商品がデビュー。
その名も
《YOGA COFFEE》!
ヨガとコーヒーは、共に、1日の心地よいリズムを生み出すもの、というコンセプトから生まれたYOGA COFFEE。
朝用として、インドモンスーンのシングルオリジンが採用されています。
夜用として位置付けられたブラジル産のデカフェ豆とともに、
サスティナビリティとトレーサビリティの両面での基準を満たした、スペシャルティコーヒーを使用。
ドリップバッグで手軽に本格的な1杯を味わえるのも嬉しいポイントですが、
なんと1つあたり贅沢に11gのスペシャルティコーヒーがパックされています。
(一般的なドリップバッグは、レギュラーコーヒーが7〜9gです。)
焙煎したて、挽きたての豆を丁寧に手詰めし、送料無料でお届けします!
ぜひ、インドの自然をたっぷり感じられるコーヒーで、1日をはじめませんか?
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YOGA COFFEE
https://yogacoffee.jp/
2021.09.01 debut!!
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ヨガとコーヒー。
それは、毎日の心地よいリズムを作り出すもの。
朝・昼・夜。
それぞれの時間帯の心と身体をそっとサポートする、ワンドリップコーヒーを販売しています。
ヨガの祖国でもあるインドの豆・India Monsoonを使用した、朝コーヒー。
ブラジル産のマイルドなデカフェ豆を使用した、夜コーヒー。
そして水出し用の昼コーヒーには、ブラジル・ケニア・マンデリンのブレンドです。
すべて、サスティナビリティとトレーサビリティの両面での基準を満たした、スペシャルティコーヒーを使用しています。
生産地の特徴を生かした風味を感じられる、地球環境にも配慮された逸品です。