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今回のフォーカスは!

「素敵な、男性インストラクター」

1/3  中村尚人 の歩む道に、触れてみる

の歩む道に、触れてみる

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  • これまでの軌跡を教えてください。
[ヨガッコ] 長らくお待たせ致しました。楽しみに待ってくださっていた方も多数いらっしゃることと思います。
〈forcus〉5人目の素敵な男性インストラクターは、中村尚人先生にお越しいただきました!

尚人先生、よろしくお願い致します。
[ナオト] よろしくお願いします。
[ヨガッコ] 尚人先生にバトンを渡したのは、野村賢吾先生でした。
[ナオト] 賢吾くんとは、UTLで一緒に講座やWSを行っています。解剖学の集中講座です。インタビュー読ませていただきましたよ!
[ヨガッコ] ありがとうございます! (前回の、バトンの受渡しはコチラから)

“フォーカスバトン”、 [坂東イッキ] 先生から、 [柳本和也]先生 、 [更科有哉]先生 、 [野村賢吾]先生 へ、 そして、中村尚人先生に渡りました。

[ナオト] このyogakkoって賢吾さんの紹介から知りましたが、こうしてどんどん裾野が広がっていったり、新たなコミュニティができるような取組みって大事だなって思っていますよ。
[ヨガッコ] ありがとうございます。yogakkoは主にヨガインストラクターさんに楽しんでいただけるコンテンツを主につくっていきたく、こうして尚人先生たちにもご協力いただいています。

みんなが持っているいろんな知識が集まって、WEB上でもシェアし合うことで学び合えたら素敵だなって「ヨガの学校」で「ヨガッコ」です。笑
[ナオト] このサイトも通じてみんなが通じ合えるようなツールになっていくといいですよね!

興味深いことをやっている人ってたくさんいるから、こういうサイトを通じてそんな才能がどんどん出て来れたら、さらに面白いことになりそうですね。
[ヨガッコ] そう言っていただけると、すごく心強いです。頑張ります!

さっそく温かい尚人先生に、すごく感激しちゃってますが、みなさまお待ちかねですので・・・
ナオトライフ、過去・現在・未来とお話お聞かせいただければと思います。
 

これまでの軌跡を教えてください。

知ることへの好奇心が、感性を豊かにする。

 
[ヨガッコ] ではまず、恒例から。尚人さんはどんな少年だったんですか?
[ナオト] 僕の高校生のときのあだ名を言えば、大体伝わると思います。
[ヨガッコ] なんだったんですか?
[ナオト] 「マルチ」です。
[ヨガッコ] 笑!かっこいい!
[ナオト] 色んなことやってたんですよ。部活がね・・・演劇部、登山部、スキー部、軽音楽部、天文学部。。
[ヨガッコ] わぁ、それは「マルチ」ですね!
[ナオト] でしょ?でも、逆に言うと、全部中途半端なんです。

いろいろ出来るかも知れないけど、全てにおいてトップにはなれない。
ところが全てのことにはトップがいるでしょ。それで、結構コンプレックスだったんですよね。
[ヨガッコ] すごいことだと思いますけど、それがコンプレックスになることもあるんですね。
[ナオト] 高校時代は随分悩んでました。でも、高校卒業して理学療法士の専門学校に行くんだけど、当時付き合っていた彼女が言ってくれたんですよね。
「マルチっていいんじゃないの?マルチっていう才能なんじゃないの?」って。
「ひとつのことをトップでできることも才能だけど、何でも出来るのも才能で、これは比べるものではないと思うよ」って。
超冷静にいいこと言ってますよね!それでパーンって開けたんです。
ああ、1番になろうとしなきゃいいんだって。
[ヨガッコ] 確かに。学生のときって、何かと順位がつきまとうけど、その環境って実は案外視野が狭いというかキケンな面もあると思います。
[ナオト] 色んなことに興味をもって、なんでもできるって、実は教養があるってことなんですよね。

たくさんの人を見てきて思うんだけど、様々なことに造詣が深いって、実は人として魅力的だなって思えるようになりました。
色々知ってるからこそユーモアが言えたり通じるし、大事なんだなって思います。
[ヨガッコ] 様々なことに興味をもつことって、実はすごく難しいし、なかなかできないことだと思います。
[ナオト] でも、理学療法士になるときに、ひとつだけ決めたのは、これは極めようと。
だから12年間ずっと理学療法はやってきていて、病院にいながらもひたすら勉強なんです。
[ヨガッコ] 必携品は教科書、的な感じですか?
[ナオト] いやいや、僕は教科書はだめです。教科書にすると、なんでも面白くなくなるから不思議。笑
その点、本は面白いですよねぇ。
[ヨガッコ] 尚人さんはたくさん本も出してらっしゃいますが、読むのももちろんお好きなんですね。
[ナオト] 僕は「本の虫」ですよ。本屋さんにいくと10冊くらいまとめて買って、ずっと読んでます。 本って教科書と違って、どう面白くさせるかを大事にしてあるから、起承転結があって、流れやリズムや・・・読んでて飽きないです。
[ヨガッコ] 本の読み方って人によって様々ですが、尚人さんはどんな風に読んでいるんですか?
[ナオト] 僕が感動した本はマーカーがたくさんです。本は資料みたいな感じで読むので、自分の中のデータベースを創っていくような感じかな。
それで僕が本を書いたりするときに、「確かこれに書いてあったなー、そうそう」っていう。

もっと言うと、CPUに新しいプログラムを入れているような感じ。
新しいプログラムができると、すごく快適になりますよね。今まで遠回りしていたのが、ぽんって出せるようになったり。
だから、本を読まないでいるのは自分が停滞しているんじゃないかと思っちゃいます。
[ヨガッコ] 知ることへの好奇心が原動力になっているんですね!
[ナオト] このyogakkoのコンセプトでもあるかも知れないけど、知ることで自分がバージョンアップして、 物事の見方が変わったりするのって、ものすごく大事なことだし、人の本能なんじゃないかなぁとも思います。

そして、専門の人が語ることや書くことを取り入れることがポイントだと思います。
そういう情報は外から入れないと、自分では絶対に到達できないしわからないんです。

その点、本はまさしく専門の人が書いたものだからいいですよね。
ラジオの対談とかもよく聞きますよ。例えば、政治家さんや憲法学者さんのものの考え方とか見方とか、聞かないとわからないんですから。
[ヨガッコ] まさしく、色んなことに興味をもって知ろうとする「マルチ」の才能が、すごく発揮されているように感じます。
[ナオト] 外から自分をバージョンアップさせていかないと、自分から何かを起こすことって、相当クリエイティブな人にしかできない。

独創的なことや芸術の源って、「経験」なんです。経験が「感性」をつくりますよね。
感性は「外にあるものを自分がどう認識するか」ということ。だから外の世界がないと感性は生まれません。
旅をしたり、歌を楽しんだり、食事を味わったり・・・そういう外の経験が自分の中に入って来て、 自分というフィルタを通じて外に出そうとするときに、はじめて「創作」になります。
そこが、芸術と妄想の違い。健全な芸術、クリエイティブのバックには莫大な経験があるんです。
[ヨガッコ] 自分が生み出していると思っているものも、実は外の世界から得たもの、ということでしょうか。
[ナオト] そうですね、自分はあくまでもフィルタ。外にあるものを出し直すことで新たなものが生まれている。
その表現方法や何を通して出すかは人それぞれですけどね。
[ヨガッコ] お話を聞いていて、芸術もひとつの“呼吸”なのかなってそんな風に思いました。
感性を豊かにする呼吸、興味深いですね。

これまで、様々な外の世界を経験し、知ることへの好奇心から、どんどん自分をバージョンアップさせてきた尚人先生。

ここからは、〈現在〉興味をお持ちのことや行っていることに目を向けていきます。
 

 

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次の、 中村尚人 の歩む道!

自分の“役割”を感じとり、自分にしかできない“使命”を果たす。

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■ 中村尚人

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