ヨガ情報ニュースサイト・ヨガッコは、ヨガ・ピラティスの学校

今回のフォーカスは!

「素敵な、男性インストラクター」

1/3  柳本 和也 の歩む道に、触れてみる

の歩む道に、触れてみる

kazuya_main
  • これまでの軌跡を教えてください。
[ヨガッコ] こんにちは。
[カズヤ] こんにちは
[ヨガッコ] 最初の先生、坂東イッキ先生からの“フォーカスバトン”が渡ったのは、柳本和也先生。
イッキ先生がこんな風にご紹介くださいました。(→前回のバトン受渡しはコチラから
[カズヤ] ・・・イッキ君、ありがとう。こんなこと言ってくれて、ほんとに嬉しいなぁ。。
[ヨガッコ] イッキ先生がおっしゃるように、既にキラキラの光を感じていますが、 本日はその光の源に、お話伺っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
[カズヤ] よろしくお願いします。
[ヨガッコ] それでは、 過去、現在、未来と3回に分けて、カズヤライフを覗いていきたいと思います。
 

これまでの軌跡を教えてください。

人が人を呼ぶ出会い。

 
[ヨガッコ] さっそくですが、和也先生が現在のようになるまでをヨガとの出会いから教えていただけますか?
[カズヤ] ヨガとの出会いは、今から10年以上前になります。
妻のお姉さんがヨガをやっていて、それに連れて行ってもらったんですが・・・
1回でハマりました。
[ヨガッコ] 1回で?!
[カズヤ] はい。それまでもずっと鍛えたりスポーツはやっていたんですが、ヨガの全身の筋肉をしっかり丁寧に使っていく感じが心地よくて。
なんだかクラスの最後とか「三途の川で横たわるとはこんな感じなのか!」って思いました。。
[ヨガッコ] 三途の川!なるほど!
[カズヤ] その頃ちょうど、、遊びすぎていたのかなぁ、、ストレスを感じていたみたいで、ヨガの動きの中で一気に解放された感じがしたんです。
[ヨガッコ] 遊びすぎ・・・やんちゃだったんですか?
[カズヤ] は、はい、まぁちょっと。笑
[ヨガッコ] 気になる!その辺はまた別途詳しく聞かせてください。笑
そのとき出会ったヨガは、、
[カズヤ] アシュタンガヨガでした。
[ヨガッコ] 最初に出会ったのがアシュタンガヨガだったんですね。
[カズヤ] そう、そこからハマって、色んなアシュタンガヨガのクラスを受けにいきました。
[ヨガッコ] 男性でヨガやってる人って当時はそんなに多くはなかったですよね。
[カズヤ] そうですね、僕は京都出身なのですが、ヨガをはじめたという噂が実家の方にも届いて、 家族や親戚ではなく近所の幼なじみのお母さんから電話かかってきたりしました。
「あなた大丈夫でしょうねっ?!」って。
[ヨガッコ] まさかのそこから!笑
[カズヤ] そうなんですよね。
それで、色んな人が「男性だから男性から学んだ方がいいよ!」と紹介してくれたのが、ケン・ハラクマ先生でした。
[ヨガッコ] 和也先生はIYCのティーチャートレーニングを卒業されてるんですよね。
[カズヤ] はい。ケン先生と出会ってから、ケン先生の傍に引っ越して、毎朝毎晩ヨガをしました。
それでTTCも参加したんです。
時間があればずっとケン先生の傍で、一緒にマット置き場をつくったり、ぼーっとしたりしてました。笑
[ヨガッコ] 引っ越しまで!すごい。
TTC卒業後、すぐにインストラクターになったんですか?
[カズヤ] いえ、なんだかやればやるほど、自分が教えるだなんて・・・って思っていったんです。
インストラクターになるという道は全く考えてなかった。
[ヨガッコ] TTCを卒業しても、そんな風に悩んでいる方は実は多いと思います。
和也先生もそうだったんですね!
では、何がきっかけになったんでしょうか。
[カズヤ] それがやっぱりケン先生だったと思います。
ひとこと「ヨガの先生になればいいのに」っておっしゃってくれたんです。
そこから『ヨガの先生』という生き方が具体的になって、自分がなりたいんだなってわかったんです。
[ヨガッコ] ケン先生の一言から和也先生のインストラクターの道がはじまっていったんですね。
[カズヤ] はい、ヒントをいただいたんだなって思っています。
そこからもケン先生から「クラスをやるって告知しなさい」とか背中を押していただきました。 でも、やっぱり「何十年したら自分が先生になれるのか・・・」と思ったりして、告知なんてできませんでした。
[ヨガッコ] 和也先生もそんな風に思う頃があったんですね。
では、最初のクラスはいつ迎えたんですか?
[カズヤ] それが、TTC同期の友達から、別のスタジオだったんですが代講の依頼を受けたんです。 外国の方だったんだけど、どうしても見つからなくてお願いしたいという電話。
すごく悩んだけど、それ以上にその子は困ってるんだろうなって思ったし、思い切ってやろうと決めて。 IYCとは別のスタジオでのお仕事だったので、ケン先生にも報告しました。
そしたら「勉強になるからやっておいで」って言ってくれて。
[ヨガッコ] すごく困ってるみたいだからっていうのが和也先生らしいですね!
そして報告をするという礼儀も。
[カズヤ] その子、ほんとに困ってたから。
ずっとうやむやにしていたのが、今来たってことかなって思いました。
報告は、、そういうものだと思います。
[ヨガッコ] 初クラス、どうでしたか?
[カズヤ] 打ちのめされました。。
[ヨガッコ] えっ!
[カズヤ] 当時28才くらい。やんちゃ時代の写真しかないのでその中でも一番さわやかなやつを選んで提出して、 ノートにクラスの流れや時間配分とか書き起こして、どきどきしながら行ったんですが、 クラスの序盤で生徒さんに質問をしていった2人目で完全無視をくらいまして・・・
[ヨガッコ] やんちゃ写真が気になるところですが、無視とは!
[カズヤ] そう、そこからもう決めた流れは飛ぶし、空気もピーンってなったままでした。。
[ヨガッコ] あわわ・・・
[カズヤ] それで打ちのめされて家に帰ったんですが、そしたら友達からまた電話が鳴って、 「一時帰国するからあと3週間おねがいします」って言われたんです。
で、もう運命だと思って受けてみました。

そしたら次のときの生徒さんは4名でしたが、この4名が優しかった。
それで、自分の友達に教えるみたいに、自分の知ってることを伝えようと思ってクラスをやりました。
そしたら次から、その4人が友達を連れてきてくれた。
そうして代講が終了したら、スタジオさんから「レギュラーでお願いしたい」って言ってもらえたんです。
[ヨガッコ] 友達に伝えるように。素敵ですね。
そのスタイルが受け入れられたということですね。
[カズヤ] その後、そのスタジオでレギュラーをやっていたら、別のスタジオの方がオファーに来てくれたり、 生徒さんが場所を探してきてくれて「WSやりましょう」って言ってくれたり、 地方で教えている同期が「うちでもやってほしい」って言ってきてくれたり。
生徒さんが引っ越しした先に呼んでくれたりというのもありました。
それをひとつひとつ行っていくうちに、今の自分に近づいていきました。
[ヨガッコ] 人が人を呼んできてくれているんですね!
[カズヤ] まさにそう!
自分の辻堂のスタジオも、きっかけは人の縁です。
サーフィンに出かけて、波がなかったから海辺でしょんぼりしてて・・・ そしたら傍でBBQやっていたおじさんが声かけてくれてその輪にいれてくれたんです。 その会話の中で「キミの生徒にサーフィン教えるから、おれの仲間にヨガ教えてよ」って。
そこからまた縁がつながっていって、今のスタジオを辻堂に構えることになった。 ヨガとサーフィンのリトリートみたいな企画もできたりしました。
[ヨガッコ] 輪の中にどんどん入っていくことで自然とお仕事が広がっていったんですね!
そんな和也先生をケン先生も喜んでいることでしょうね!
[カズヤ] 実はずっと気になってたんです。IYCではないところに仕事の縁が広がっていったから。
ずっと相談はしていたけど、ケンさんのところでやってないというのが、苦しかった。
だから5年くらい前に謝ろうと思って会いにいきました。 そしたら「え、そんなことで悩んでたの?」って。 「和也くんの教え子がいっぱい僕のところにも来てくれるんだよ。それが嬉しい。だからいいんだよ。」って。
感動しました。
[ヨガッコ] 素敵ですね。
ケン先生の大きさにも、和也先生の優しさにもすごく感動するお話です。 人が人を呼ぶ広がりも、その優しさや礼儀正しさがあってこそなんですね。
 

 

1

次の、 柳本 和也 の歩む道!

ヨガは、好いてくれる人に出会わされる、すごく幸せな仕事。

kazuya_prof

■ 柳本 和也

このフォーカスを、みんなにシェアしよう!

Page Top