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今回のフォーカスは!

「素敵な、男性インストラクター」

1/3  野村賢吾 の歩む道に、触れてみる

の歩む道に、触れてみる

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  • これまでの軌跡を教えてください。
[ヨガッコ] 〈FORCUS〉4人目の素敵な男性インストラクターは、野村賢吾先生です! 賢吾先生、よろしくお願いします。
[ケンゴ] よろしくお願いします。
[ヨガッコ] 更科有哉先生から“フォーカスバトン”が渡されたわけですが・・・
[ケンゴ] はい、濃すぎませんか?あの流れ。。笑
[ヨガッコ] 笑。お褒めの言葉、ありがとうございます。 有哉先生は賢吾先生の今後がすごく楽しみなんだそうですよ。 (バトンの受渡しはコチラから) “フォーカスバトン”、 [坂東イッキ] 先生から [柳本和也]先生 、 [更科有哉]先生 へ、
そして賢吾先生に渡りました。

[ケンゴ] ありがたいです。僕もこれまでのお三方のインタビューを読みました。みなさんさすが、おもしろかったです。
[ヨガッコ] とても興味深いお話ばかりですよね。
賢吾先生もまた、いろんなことをなさっている方なので、どんなお話が飛び出すか楽しみです。

それでは、過去・現在・未来、それぞれにケンゴライフを覗いてみたいと思います。
 

これまでの軌跡を教えてください。

欠けた何かを補ってくれる、ヨガの力。

 
[ヨガッコ] ではまず、恒例の質問ですが、子ども時代は、どんな少年だったんですか?
[ケンゴ] 割と活発な方だったと思います。動くのはやっぱり好きで、野球とかサッカーとか、やってました。
小学校から高校までは部活でサッカーを。

高校からはスケートボードをはじめて、このスケートボードが僕にいろんなきっかけをくれました。
[ヨガッコ] ご出身は名古屋ですよね。スケートボードが流行っていたんですか?
[ケンゴ] そうですね、僕の周りでは流行っていましたよ。スケートボードカルチャーど真ん中でがっつりでした。
それからロスとか、サンフランシスコとか、スケートボードでよく出てくる街に興味を持ち始めたんですよね。
[ヨガッコ] かっこいい高校時代ですね!アメリカにはよく行かれたんですか?
[ケンゴ] 大学くらいからは、アルバイトでお金を作ったらアメリカに行ってスケボーをという遊び方でした。
[ヨガッコ] そんなに!
[ケンゴ] 周りがスケボーする人ばっかりで、学校とかもスケボーでくるみたいな。遊ぶときも足元にボードがないと落ち着かないというか。
なんか、はじめよう!って思ったわけじゃなく、そのカルチャーの中に居たような感覚なんですよね。
で、それから海外に行くようになって、どんどん新しい風がふいてきた感覚があります。
[ヨガッコ] 海外にはスケートボードだけを目的に行かれてたんですか?
[ケンゴ] いや、そういうわけではなく、まずは1ヶ月の語学留学でホームステイを。
でも、スケートボードの本場の街だから「わ!ここビデオで見た!」とか有名なプロの人とか「ほんとにここで滑ってるんだ!」とか、 そんな感覚で楽しんでましたよ。
[ヨガッコ] 笑。
[ケンゴ] で、そこで地元のスケートボーダーとかと一緒に練習したりしていく中で仲間みたいになって、クラブとかパーティにも行くようになりました。
[ヨガッコ] それが音楽との出会いですか?
[ケンゴ] そうですね。18~20歳くらいのときのアメリカでそういう遊び方を知った感じです。
[ヨガッコ] 当時のサンフランシスコってどんな街だったんですか?
[ケンゴ] 僕が長く行ってたのはちょうど貿易センタービルのテロのときだったんですね。
今年の夏にもサンフランシスコに行って来たんですが、当時の友人から「ケンゴがいたときが一番おもしろい街だった」って言われました。

当時は物価もそんなに高くなくて、アーティストとかクリエイターとかがたくさん暮らしてたんです。 でも今はそうではなくなって、そういうクリエイティブな人達もどんどん減って来てるみたい。 だから、文化っていう視点でみたら、僕が居たのは一番盛り上がってたいい時期だったんだと思いました。
僕のバックグラウンドを話す上で欠かせない経験だったと、この前行って改めて思いました。
[ヨガッコ] そんな大事な街が変わっていくのはなんだか寂しいですね。
[ケンゴ] んー、でも、文化ももちろん、インドの三神じゃないけど、創造と維持と破壊ってそんな曲線を描くから、 たまたま僕が居たときがちょうど上り調子の時代だったんだと思います。
あと、当時うまいって思って食べてたものとか、30歳を過ぎて食べると全然おいしくなかったり。笑
東京の食はすごいですからね。
[ヨガッコ] 確かに、街もかわるけど、人も変わりますしね。
[ケンゴ] そうですね。でも、スケーターは今もいっぱいいたし、ショップやカフェのセンスの良さはさすがですよ。 僕にとってサンフランシスコは、右脳を刺激してくれる特別な街なんです。
[ヨガッコ] その街で、ヨガとも出会ったんですか?
[ケンゴ] そうですね。当時のルームメイトがやってたんですよ。ぴっちぴちのスパッツはいて。
[ヨガッコ] 笑。
[ケンゴ] ぜったいやらないと思ってたんですけどね、スケートボードでケガしてしまって。 そのリハビリにもいいよって勧められて、気づいたらしっかりやってました。
[ヨガッコ] ぴっちぴちのスパッツで?
[ケンゴ] いや、それはさすがに。笑
でも、ヨガをはじめるきっかけって、色々あるとは思いますが、ハマる理由って、人生の中に欠けた何かがあるかって大きいのかも知れません。
[ヨガッコ] なんとなく、わかる気がします。
[ケンゴ] 僕は今、ご縁があって立教短期大学でヨガの授業も受け持っているんですが、若い子がハマるのってなかなか難しいんですよね。 もちろん、響いてるなって子も中にはいます。彼らに少し話をしてみると、若くして大病を経験していたり、 何かしらのトラブルを抱えていたりしていることが多いみたいなんです。
そういう子は在学中はハマらなくても、卒業してから、ふとクラスやWSに来てくれて再びヨガを始めてくれたりします。

自分の経験も然り、何か大事なものがぽっかり欠けた経験をしたとき、補う方法の1つとしてヨガがあるのかなぁと思わされます。
[ヨガッコ] 逆に言えば、欠けた大事な何かを補えるパワーがヨガにあると言うことかも知れないですね。
[ケンゴ] そういうことですね。また補うだけでなく、寛容にもなったなぁと感じます。 昔、スピリチュアルなこととか苦手でしたが、今はそんなことないですから。
[ヨガッコ] ヨガがもたらしてくれる気づきや変化って、たくさんありますよね。
 

 

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■ 野村賢吾

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